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2015年12月12日 (土)

「背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~」1・2巻、感想(ネタバレ)

 シュタゲゼロやりたいけど先にこれを済ませておきたい。いつも通りキャラを語ります。参考

 土屋 雅春

 新入生歓迎会でヒロインの亘理さんを思わず突き飛ばしてしまう、衝撃(?)のファースト・コンタクトをしてしまった主人公(「おッ おぎゃあああぁあ!?」て、素晴らしいセンスの台詞…w)。亘理さんのリーダー。

 最初彼が競技ダンス部の門を叩いたのは「ラッキースケベにあずかりたい」との不純な動機でした。
 でも鹿鳴館高校の新歓でダンス部のパフォーマンスに魅せられたのも真実で、入部してから真剣に競技ダンスに打ち込みます。

 「入部してから」と書いちゃいましたが、彼が入部するまでのいきさつも見もので、例えば土屋くんはかなりのお調子者。(変なシャツ着てきちゃったし…は…はずかしい…!)と思ったブサパンダのTシャツを「ね かわいい…ね コレ」と亘理さんに言われたとたん「え? そ…そう?(ならいっか!)」などとコロッと変わるのがチョロい。あと『かっこいいダンサーの自分』をよく妄想します。
 綾辻先輩に体でレクチャーを受けた際○起(下衆ですみません。でも、そういう描写ですしw)してしまったのはリアリティあるな。亘理さんはナニが起こったのか全然わかってないのもいい。亘理さんにだけはこれを知られたくないという男心がまたw。

 しかし単なる等身大の主人公ではなく、この亘理さんへの台詞、
 土屋「ダンス部入った方がいいよ…!入ろうよっ…!一緒に…!(中略 この間亘理さんへ熱弁を振るう)わたりさんに『明日も一緒に行こう』って誘われた時にッ 僕も…っちょっとダンスやってみたいって思ったから…!!」
 これを言われた時点で亘理さんはダンス部入部を決めており、この説得は土屋くんの空回りだったのですが、これで土屋くんと亘理さんの距離が相当縮まったし(土屋くんにその自覚、もちろん、ありませんw)、このことで亘理さんが土屋くんを信頼する大きな一歩になったと思います。カッコいいじゃないですか。

 さて入部後、公園で練習したり、登校中も訓練を怠ってないのがジャンプマンガの主人公として好感持てます。
 彼の努力は亘理さんに触発されてる面が大きく、彼女が気合い入れてるのを思って、
 土屋「………こりゃあ… ハッシュドポテト食ってる場合じゃねェ…!」と練習に打ち込み始めます。…結局ハッシュドポテトは食うのですがw。

 彼の現時点でのダンス部にいる理由は「わたりさんがいるから」ですねw。にしても試合用のオールバック、似合わんなw。

 亘理 英里

 土屋くん同様、新歓のデモンストレーションでダンスに魅せられたヒロイン。土屋くんと違ってw、彼女に邪まな動機、一切ありません。土屋くんのパートナー。
 相当の根性を秘めた子で、ダンス部見学一日目は男子だらけだったのに、物怖じせずに体験入部して、二日目には既に入部を決めてました。土屋くん抜きでも入部する腹を括ってたのです。
 彼女のダンス部入部最大の動機は「自信をつけたい」ですが、これがのちの展開で伏線になってます。

 ペアとしての土屋・亘理

 さて「競技」と言う通り試合に臨むのですが、亘理さん、まさかの試合前に心が折れてしまいます。
 折れてしまった理由は彼女に一つトラウマがあるからなのですが、それは3巻で語られます。で、土屋くんは自分より亘理さんの方がしっかりしてると思ってたので、テンパるのですが土屋くんが凄いのはここから。
 土屋「………っ ダメだよ…っ この二週間を… できなかったで終わらせちゃ… 絶対ダメだ…! まだ時間あるよ…!最後まで 踊ろう…!わたりさん…!!」
 スタートから数十秒、マトモな演技が出来なかったペアですが、そこから何とか諦めず立て直そうとする土屋くんは偉いし、亘理さんもそれに応えようとします。しかし力及ばず、一次予選敗退してしまいますが、1点だけ入ります。立て直そうとした二人(特に土屋くん)の努力が認められたと解釈していいでしょう。

 土屋くん・亘理さんには大きな悔しさが残ります。特に亘理さんには痛恨の試合ですが、しかし亘理さん、これほど大きな挫折を経験してもダンス部を続けたのは偉いです。そこは土井垣部長が高く買ってます。
 土屋(しかし僕だけは知っているぞ…!笑顔の裏に類まれなガッツをひそませていることを…!)相棒を理解してるのが伝わる。亘理さんを挫折させた「なにか」があるのに気づくのも立派。
 そして今度は文化祭に挑みます。クイックステップという新しい武器も得て、いよいよ亘理さんのトラウマも明かされる…ところで「待て次巻」w。まあ私、ジャンプ毎週買ってるので、亘理さんのトラウマとはどんなものか、文化祭編はどうなる、を知ってますが、流石にそのネタバレはしません。3巻をお楽しみに。

 土井垣 真澄(部長)

 一見色物キャラですが、ダンス競技者としては天才のレベルだと見込んでます。綾辻副部長のリーダー。
 ダンスへの情熱を部員で一番持ってるし、後輩を慮る心もちゃんとあります。人を見る目も確かです。
 2巻の「番外編」でおネェ口調の理由が判明w。昔はかわいかったんだね、部長!ww

 綾辻 理央(副部長)

 メインキャラ中、最も語る材料が少なくて困る人物(汗)。土井垣部長のパートナー。土井垣と対等な口がきける数少ない人(あ、でも咲本や金龍院は対等か…)。部長同様、裕福な家に育つ。

 八巻 章

 二年生。パツキンの(鹿高、校則ユルユルである)俺様キャラ。椿先輩のリーダー。競技歴一年でありながら高い実力を誇る。向上心も強く、あわよくば土井垣を倒して優勝するのを狙ってる。
 八巻「新入生に一言 競技ダンス部へ入ればー… 女子にボディタッチしほうだいであります!」
 確かに大事なポイント。これがあって土屋くんはダンス部に足を踏み入れた。

 椿 秋子

 二年。パートナーの八巻先輩同様、才能は高いのだけど、勝利への欲求はそれほどではない。八巻と度々衝突するがペアとしての息は合う。学生チャンプの咲本に憧れてるらしい。

 先輩全員、なんだかんだ言って後輩思い。

 御木 清斗

 他校生で、土屋くんのライバルポジションに当たる。ターニャのリーダー。実力は天地の差(元中学生チャンプ)だけど、それを鼻に掛けず土屋たちと対等に、フレンドリーに接するのは好感度非常に高い。
 御木「ターニャかわいいでしょ…? ドキドキしない方がおかしいって…」
 スポーツマンガであると同時にラブコメマンガでもあるけど、なかなか書けない台詞だと思う。

 タチアナ・クリロワ(ターニャ)

 ロシア人。御木のパートナー。ロシア語の台詞が作中で訳されないのでわかりにくい子なのだが、かなり引っ込み思案なのだと思われる。ロシア語を何とか覚えてコミュニケーション取ろうとする亘理さん(偉いっ!)に好感持ってるのでは。

 作者(笑)

 何気に光るのが、作者のツッコみのセンス。
 (行動的なアホ)(※一回戦という概念はない)(単純な思考の二人)(祭りの空気で若干テンションがおかしくなっている二人)
 …これからもこの調子でお願いしますww。

 総評

 爽やかな学園部活ものです。…の割りに微妙な下衆台詞が混ぜてありますがw。
 土屋くんが小市民的でありながら男としての器がデカいのが気に入ってます(参考)。今のところ亘理さん一筋だし(3巻でまたエラいことを亘理さんに言うのだ…)。この話は学園祭編完結までがプロローグだと思ってるので、序章最大の山場が待ってる3巻出るのが楽しみです。

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コメント

土屋君
 自身のスケベ心とかっこつけたい心のせめぎ合いをうまく取っていたり、ハッシュドポテトを捨てられなかったりと、小市民で等身大なところが好感持てますよね。そんな中時折器のでかさを見せるところが主人公らしいのは同感。

部長
 あれでダンスの腕が微妙だったら許されないだろ!wしかしあれほどの実力を見せつけられればもう付いていくしかないですわ。2巻の番外編気になる!

作者
 > 何気に光るのが、作者のツッコみのセンス。
 こういうのって嫌いな人もいますけど、僕は大好物なので毎回楽しみにしています。

早く2巻が電子書籍でも出てくれー!

投稿: yukkun20 | 2015年12月13日 (日) 00時36分

>土屋くん
>小市民で等身大なところが好感持てますよね
 そこ私は共感出来るけど好感はあんまり。普通の人に見えて実は非凡な主人公が好きです。

>土井垣部長
 土屋・亘理ペアには師匠と言える人ですから、実力に裏打ちされた威厳を見せてくれないと。その点、土井垣くんは合格。番外編お楽しみに。

>作者
>こういうのって嫌いな人もいますけど
 メタネタは手塚神先生も好んで使った手法ですが、使い方によっては白けてしまう手法でもあります。私的に手塚先生のメタネタでさえ、白けることもありました(ていうか手塚先生のメタは結構白けるよね?汗)。横田先生のはグー。

投稿: Ivan | 2015年12月13日 (日) 03時01分

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