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2016年4月16日 (土)

「背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~」4巻感想(ネタバレ)

 私、最初「ダンス部」次に「背ピン」と略してましたが、どうやら「せすピン」が公式の略称になった。…誰も悪くないのだが(あえて言えば私が悪いw)、なんだかな。

 プレレビュー1・2巻感想3巻感想

 土屋 雅春・亘理 英里 ペア

 今巻このペア活躍は途中から。

 土井垣・綾辻ペア、八巻・椿ペアの戦いを見届けてから、どうやら大会がお昼の休憩に入った模様。つちわたペアは午後のスタンダードの試合に備えて、表で練習。
 そのあとお弁当食べるはずが、土屋くん会場に置いて来てしまい、なので亘理さんの弁当を二人で食べることに。
 土屋「えっ…!このサンドまさかわたりさんが作っ…(いいのー!?)」
 亘理「あ ごめん…全部…お母さんが…(なんか私が作ったみたいに言っちゃった…)」
 土屋「いやいやいやお母さん最高ーッ!」
 流石にそこまで進んでは、二人の仲が縮まり過ぎるw。つい期待してしまった土屋くんの男子振りがw。「女性差別」と怒られそうだけど、結局亘理さんは作ってなかったのだし、この程度の定番は大目に見てw(土屋くんも料理覚えろとは思うよ?w)。

 そしていよいよ試合です。彼・彼女らの今回最大目標、一次予選突破(無理な目標設定しないのが、このマンガのいいところ)。
 試合開始時、亘理さんの表情が一瞬こわばります。これはつまりトラウマ(3巻感想参照)を完全に克服出来てなかったということですが、土屋くんの「大丈夫…!」で今度こそ乗り越えます。

 第一種目、ワルツを踊りきったつちわた。
 亘理「土屋くんのおかげだよっ…! ありがとう…!」
 土屋「いやいやいやんなことないって! むしろわたりさんのおかげでしょ!!」
 亘理「いやいやいや いやいやいやいや っ…… じゃあ…っ 私たちが二人とも 成長したおかげ…!」
 土屋「っ…うんそれだ…! それだね…!」
 …何人ものギャラリーが応援したくなるワケだ。

 八巻「ワルツ以外の種目を試合で踊るのは初めてだなあいつら」
 椿「一種目ごとにドッキドキね…!」
 タンゴをだんご3兄弟の脳内再生で踊るとは。世代ネタぶっ込む横田先生。スローフォックストロットの狐作戦はあんまり…だけど、ちゃんと作戦を立てて戦うのは好感。

 さて最後のクイックステップ。つちわたの最得意種目です。流石につちわた、ノリにノリますが、みきタニャもつられてカルテットみたいになり、宮大工が目覚めて(後述)からはセクステット、仕舞いには会場全体がノッてデクテットの様相になる、この演出は盛り上がって楽しそうで上手かった。

 一次予選終了時、客席に礼をするつちわた、ここの亘理さんのおしり、セクスィー!w亘理さんセクシーな要素あんまりないキャラだけど、今後は違うのかも。…そういう路線で勝負してほしくない人だがw。
 土屋「そりゃそーか」
 なに期待しとるか土屋ぁ!www

 そして一次予選結果発表!…で「待て次巻」。私もちろん結果知ってます。コミックス派はお楽しみに。

 しかしこの二人、髪型は普段の方が似合ってる。

 土井垣 真澄・綾辻 理央 ペア

 今回の部長・副部長ペアは圧倒的でした。

 八巻・椿の秘策も、畔田・仙崎の熱意も、まるで通じず王者の貫禄を示します。
 (ちっ…!誰だよ…! 決勝は土井垣を刺すチャンスとか言ったやつは…!!)
 当然のようにラテンアメリカン部門優勝。
 ただ…理央先輩は真澄くんについて行くの、いささか無理をしてるみたいですね。
 綾辻(つ…つかれた~~ でも皆の前でだらけらんないもんね…)
 ココ伏線です。
 この後スタンダード部門でも踊りますが、この巻で結果は出ません。でも、想像つくよね?w
 あとつちわたペアがワルツを踊りきったときの部長、
 土井垣(あの子たちにとって… 普通に踊れているということが どれほどの進歩か…!)
 イロモノに見えても、優しい先輩。

 八巻 章・椿 秋子 ペア

 今巻彼・彼女らは熱かった。

 彼・彼女らが決勝まで取っておいた秘策、それは…「蹴り」。
 それによってダンスを格闘技、あるいは剣舞っぽく見せるってとこかな。
 この手の演技は客受けはいいですが審査員への受けは悪いのが常でして…。フィギュアスケートのフィリップ・キャンデロロみたいなものでしょうか(例えが古いw)。ただ土井垣や金龍院は、
 土井垣(なし…ではないわね…!)
 金龍院「フロア上で今 一番見てて面白いのは彼らだな!」
 と評価してます。

 しかし試合が終わるタイミングでアクシデント。椿が転倒し、その弾みで八巻、右まぶたを負傷。そして結果は六位で、決勝進出組では最下位(最後の事故が響いたのでなく、ダンスとして邪道だったのがマイナスに働いた)。プライドゆえ怪我を押して表彰式には参加しますが、悔いが残る大会になりました。

 椿「ご…ごべん…当たると思ってなぐでぇ…」(泣きじゃくる)
 土屋「ええ――!?秋子先輩!?」
 八巻「こいつ沈んでるとたまにこうなるんだよ」
 意外な一面。
 八巻「つーかまあ… このケガも俺の方でよかったわ 女の顔にキズつけらんねェだろ?」
 椿「くっさ!!!」
 調子を取り戻したらしい椿先輩。八巻先輩なりの元気づけ。

 ラテンの試合終了後、スタンダードの試合に臨むつちわたに、
 八巻「お前らはまず 四種目きっちり踊り切れ! あとまあ強いて言うなら二か月前の自分に勝て!」
 となかなかのハッパを。鹿高の先輩はみな後輩を思いやってる。

 藤田 ひらり

 相変わらずギャグキャラとしていい味出してるw。しかも誰も頼んでないのに解説役をw。

 藤田「ハハハハレンチや!!ハレンチがおるで!!(見た今の!?やっぱ東京もんはちがうで~!!!)」
 仙崎が八巻にいきなりのキスに驚くのはわかるが、なぜ関西調にw(今巻で知りましたが鹿鳴館高校があるのは静岡です)。
 藤田「おおおっ我々も有名になったもんだ…!」
 誰も君を見てないけどねw。
 藤田「ちぇっ!なんだいなんだいカップル同士で仲良くお弁当食べちゃってさ!」
 いい相方が見つかるといいね!(私、どうなったか知ってるくせに)
 しかし、今回彼女は初めて(?)とてもシリアスな台詞を。
 藤田「大丈夫ですよ二人(亘理・土屋)なら…! だって… だって私は…! (二人の文化祭でのダンスが まぶしかったから…私は…!)」
 藤田さんは綾辻ペアや椿ペアじゃなく、亘理・土屋ペアに憧れてダンス部に入ったのが判明。実は切ないほどの真剣さで入部したのがわかる。がんばれ。

 巨勢 みちる

 出番少ないが、
 巨勢(ちょっとできすぎな気もする…)
 巨勢「あ!ありゃあかんわ!」
 と冷静に判断してるのは顧問の先生として密かにカッコいい。

 御木 清斗・タチアナ クリロワ(ターニャ) ペア

 ワルツを踊りきったつちわたに(前大会はそれが出来なかった)、
 御木「やったね 前回のリベンジ…!」
 ターニャ「Good. Good Job.」
 御木くんがいい奴なのはわかってたけど、ターニャさんもなかなか。4/11のジャンプでターニャの人となりがよくわかるエピソードが。御木がロシア語を覚え始めたので、ターニャの言葉が劇中でも訳されるように。2巻までの彼女のロシア語が翻訳されてるサイトあるので、そこで人間性はわかってた。かなりかわいいw。

 宮大工 勇太・柏 小春 ペア

 4巻の主役は宮大工くんでもある。

 3巻から続いて、土屋くんに突っかかる宮大工くん。
 土屋「一生懸命やろうと思ってます…」
 宮大工「そんなことは当たり前です」
 間違ってないが、言い方というものがw。

 しかし試合が始まると、つちわたペアのダンスに(予想外の方向で)驚く。
 宮大工(ふッ…普通だ…!!! 至って普通!!極めて普通だ!!! あれを見ていったい何を…感じ取ればいいのか!!?)
 この後もこの調子で困惑しまくる宮大工くん。一方柏さんはつちわたがダンスする理由、なんとなく気付きますが、「なんとなく」などという曖昧さが許せないらしいw宮大工くんはキレてしまいます。

 しかし柏さん、宮大工くんに対しこのように。
 柏「本当に…わからない?たぶん…そんなに難しいことじゃないよ…(中略)だから…楽しいから…じゃないのかな 楽しいからダンス やってるんじゃないのかな…」
 宮大工「…ん? はい… え? ……… そ…それだけ…!!? そ…そんなバカな…!いくらなんでもそれだけのはずは…! え…!?本当に…!?いやしかし…!」
 柏「たしかに……それだけって思うかもしれないけど… でも今の私たちには… 大事なことかもって… 思う…」
 さらにこの後、柏さんは、
 柏「だって勇太くん今まで…私と踊って…楽しいって思ったこと…あった…?(!… ッ…!?私…なんで…今こんなこと言っちゃったの…!?)」
 ここで柏さんは自ら「失言を口にしてしまった」と思った。また多くの読者(私)も「宮大工はダンスを楽しめてないのだな」と思ってしまった。だがそうではなかった。ここからが宮大工くんと横田先生の才覚が光る展開。

 宮大工「考えました さきほど柏さんが言ったこと 僕はダンスをやっていて楽しいと思ったことはあるのか ざっとダンスを始めてから今までの事を思い出してみましたが… どうやらずっと楽しかったようで!」
 このくだりの重要性、ネト友に指摘されて気付きましたが、「僕はダンスを楽しむのを忘れていた…」や「彼らのおかげでそれを思い出した…」とかじゃなく、「ダンスを楽しんでいたが、それを明確に意識できなくなってしまった」「だから感情を込めて表現するのも苦手だった」ということで、だから次の心の声も活きる。
 宮大工(八年続けた理由は 楽しかったから以外に思い当たらない…! 彼らがダンスをする理由に ようやく納得がいった…!(中略)始めて三か月の素人の彼らに教えられた…! ただ… ただやはり僕は 彼らのことを御木くんたちほどには 認めることはできない…! 楽しいダンス大いにけっこう! しかし言わせてもらえば 僕の方が楽しい!!!)
 これで宮大工くんは、「気持ちを込めるダンス」に目覚めます。そしてそれは…おっと、5巻のネタバレになる。

 金龍院 貴正・神宮寺 美乃梨 ペア

 土井垣(金ちゃん… ふり返ってこっち見てるみたいだけど首のお肉ねじれてるわよ…!)
 金龍院は昔とてもやせていて、病弱でしょっちゅう体調崩してたが、飯をたくさん食って太ったら健康体になったとのこと。
 畔田「今度は別の意味でダンスが続けられるのか心配になったもんだが…」
 玄人おじさん「金龍院貴正の強みはその重厚な体型と重心の低さがもたらす 淀みない抜群の安定感よ!」

 藤田「いえ…まさか部長ペアが苦戦するとは…あの丸い人たちペア…本当にすごかったんですね…!」
 八巻「ほう?」
 椿「どして部長が苦戦してるって思うの?」
 藤田「だって… だってあんなの…!」
 金龍院「ふッ!!(プルンッ)」(大きく動くたびに顔の肉がゆれる)
 藤田「あんなのっ…! 見てしまうに決まってる…!!」
 八巻「たしかに部長と同じで注目を奪うタイプの選手ではあるわな部長とは違う方法で」
 とはいえ4巻の主役は八巻・椿、つちわたと宮大工・柏なので黄金世代組の出番は控えめ。
 しかし番外編で土井垣、金龍院、咲本の話が語られるのだが…どうしてこうなったwwwww。

 畔田 満影・仙崎 奈緒美 ペア

 ラテン種目決勝戦、独自のアピールで絶好調の八巻・椿。しかしライバル畔田は当然認めず、
 畔田(俺たちは 俺たちのダンスを!!)
 と自分の演技に集中します(もっとも、それまで畔田は八巻たちを思いっ切り意識してたんですがw)。
 畔田「まあ 注目ってのは集めたところで基本がなってなきゃ悪目立ちして逆効果なわけだが」
 仙崎「それは暗に八巻くんたちのことディスってる?」
 畔田「ああディスっている!」
 畔田が八巻大好きなのはよく伝わりましたwww。

 先月から今月、かなり精力的にブログ更新しましたが、ここでひとまずにしたいです。私の口約は当てにならんのですがw。ゲームやりてー!(自業自得じゃボケ)

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コメント

あいかわらずの長文乙です。

> 流石にそこまで進んでは、二人の仲が縮まり過ぎるw。
普通に手作り弁当だとしてもストーリー展開上全く不都合はないのに、あえてそこを外すというのがせすピンクオリティ。
> ここの亘理さんのお尻、セクスィーw。
おお、これは気づきませんでした。GJ!
> 今回の部長・副部長ペアは圧倒的でした。
あの外見だから「理不尽に強い」感があるんですが、次の巻を見ると実力を裏打ちしている努力がわかるのでいいですよね。
> 八年続けた理由は 楽しかったから以外に思い当たらない…!
ダンスのような自己表現をメインとする競技、楽しくなければ続けられるはずもないので、こういう展開に持って来たのは横田先生さすがだと思います。
> 番外編で土井垣、金龍院、咲本の話が語られるのだが…どうしてこうなったwwwww。
あのオチひどかったですよねw

投稿: yukkun20 | 2016年4月17日 (日) 00時40分

>長文乙です
 どもどもー。望んだこととはいえ、色々犠牲にして書いてんです。そろそろ終えたい。

>普通に手作り弁当だとしてもストーリー展開上全く不都合はないのに、あえてそこを外すというのがせすピンクオリティ
 上手く予想を裏切りました。

>おお、これは気づきませんでした。GJ!
 下衆ですのでー!w

>次の巻を見ると実力を裏打ちしている努力がわかるのでいいですよね
 ですねー。ジャンプのイデオロギーに恥じない(もっともジャンプ三原則で「努力」だけ嘘っぱちだとマシリトさん言ってましたが…)。

>ダンスのような自己表現をメインとする競技、楽しくなければ続けられるはずもないので
 yukkun20さんの指摘がなければ、私の理解もう少し遅かったかも。

>あのオチひどかったですよねw
 そこもせすピンクオリティ!

投稿: Ivan | 2016年4月17日 (日) 06時40分

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