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2012年12月 3日 (月曜日)

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」感想(ネタバレアリ)

 「エバQ」って略し方面白いよね。

 まずはとてつもなくどアホウな一言。

 「合法ロリキタコレ――――!!!!!(爆)」

 今回シンジ、アスカ、綾波が「見た目14歳だが、実年齢28歳」などという設定になっており、「マイケルのように(どのマイケル?)子供が好き」なヲタにとってはツボだったんじゃないかな(今作にエロ要素はほとんど無かったりするが)。

 ミサトさんが戦艦の艦長になって戦う展開は、「やっぱ庵野さん、宇宙戦艦ヤマトに憧れてるんだな」と。ナディア辺りもそうだったし。「三石琴乃が艦長」なのは種ガンをちょっち意識してるかな。
 自衛隊も協力しているエヴァやヴンダーの戦闘シーンはやたらカッコよくて、それだけでも観る価値あり。しかし、相変わらず「平和主義」の欠片も感じられないな。そこがいいんだけど。
 あとミサトさん、あの衣装を艦長として「カッコいい」と思ってるんならあんたはやっぱりまだまだだ(笑)。

 サードインパクトが起こった後の世界、「滅びた感」がかなり出来てて良かった。やはりあれは3.11後だから出来た表現なんでしょう。
 世界が滅んだ後でも戦い続けるゲンドウとミサト、このシチュはなかなかいいよ。

 相変わらず個人的にしか悩まないシンジ…。それがイラつくのはわかるけど、ヴィレの皆さんはもう少し同情してもいいんじゃないでしょうか。
 特にアスカ。なんつうか、シンジとアスカの関係は修復困難なまでにぶっ壊れちゃったんですね。最終作で回復するかどうか。

 個人的に謎解きはどうでもいい。なので劇中で謎解きがロクにされないまま「つづく」となったのは、皆さんが言う程の不満は無いです。

 面白かったのは、パンフレットにキャストインタビューが載ってましたが、オガちゃんとリンバラとみやむーの言ってることが全然被らない(笑)。三人とも全く違う事喋ってます。「エヴァとはどういう作品か」に対する認識のズレはそれほど大きくないと思うんだけど、各キャラの立ち位置の違いがそうさせてるんでしょう。

 今回のENDは旧劇場版のラストに似てますが、それでも物語は続いて行く今回のエンドには希望を感じます。

 おまけ・いろいろレビューを読みましたがこの感想がいい!(http://redirevaw.blog77.fc2.com/blog-entry-515.html)「みんな実は優しいんだ」は目からウロコでした。

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コメント

ミサトさんは戦術眼はあるけど戦略眼はないと思うんです。
アスカはラストシーンでちょっと救いがあるところを見せていたので個人的には安心しています。むしろレイ(ぽかぽかする方)の方が心配。普通にユイとかに吸収されて了、じゃなければいいのですが。

ところで同時上映の方はどうでしたか?あれはエヴァのパラレルなのか、それともナウシカのプロローグなのか。

投稿: yukkun20 | 2012年12月10日 (月曜日) 午後 09時49分

>むしろレイ(ぽかぽかする方)の方が心配。普通にユイとかに吸収されて了、じゃなければいいのですが。
 林原さんは別レイという言い方をしてましたね。本物のレイをもっと演じたいからこう言うんだろうな。

>ところで同時上映の方はどうでしたか?
 私はなかなか迫力あると感じましたが、一緒に見た父は「ちゃちに見える」と言ってました。
 それに疑問を感じましたが、特撮をちゃちという人がアニメをちゃちと言わないのは矛盾じゃないかな?マンガ・アニメ文化に親しんでない人はアニメは紙細工のように見えておかしくない。あ、でも親父は大のマンガマニアだった。

投稿: Ivan | 2012年12月10日 (月曜日) 午後 10時11分

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