E3感想 2017 よくも悪くも、各社のスタンスはなにも変わってない
今年は例年より低調。世界的にはMS勝利ですが…。2016年感想、2015年感想、2014年感想、2013年感想、2012年感想、2011年感想、2009年感想。
マイクロソフト,世界○、日本×(Xbox E3公式サイト)
Xbox Oneの新型、「Xbox One X」発表。完全な次世代機でないとはいえ、ニューハード発表は意気上がります。略称は「箱1X」?
でも、事前の発表だと「新型は現行型の約4倍の性能を誇る、次世代機並みのモンスターマシン」と言われてましたが、画面観るとそれほどではないですね?箱1X公式サイトだと「40%増し」みたいな書き方してるし。
マシンパワーは現時点最強、なのはわかりますが、ソフトラインナップは貧弱。RPGが想像よりありましたが、これでも日本では足りない(だいいち、箱独自のが極めて希少)。スカイリムが3ハード全てで出るのですが、PSはVR対応、スイッチはゼルダとのコラボと、独自色出してるのにXboxはなにもなし。これではなー。
Xboxは相変わらずハード主導のプラットフォームだとわかります。つーか新型出すのに「HALO」「ギアーズ」の発表ないってどういうことだよ!VRの発表ないのもな…。
箱1の対日戦略はやる気がないとしか思えなくて、日本産のタイトルはFF15、KH3、それと初公開のドラゴンボールファイターZくらい。これらはPS4でも出るので日本市場での意味、ほとんどない。日本人の閉鎖性も一因ではあるのですが、Xbox360が本気で戦ってたのを覚えてる箱ファンとしては(箱○の日本での健闘はもっと評価されるべき)、今のMSは本気じゃないとしか思えない。そもそも発表会の映像に日本語訳ないのがナメてる。箱1Xの発表なければ全然楽しめなかった。
個人的に箱1X、多分買いますが、それはそれなりのゲームオタクでかなりの箱ファンだからこそ。一般的なゲーマーに買われるとは思えない。初代箱との互換性、私的に魅力ありますが普通のゲーム好きは見向きもしないでしょう。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント,△(PS E3公式サイト)
ハードの新発表はなく、ソフトはPSおなじみのタイトルばかりと今回最も盛り上がらなかった勢力。
KH3、FF15の発表あったのは(特にVRの発表は嬉しい)よかったのですが、逆に言えばSIEは未だにスクエニ依存体質だと思った。どうせスクエニに頼るなら米でDQ11をお披露目したらよかったのだぜ?(DQの海外展開、諦めてほしくない)
ワンダと巨像はちょっと驚いた。リマスターではなくリメイク。上田作品あまり遊んでませんが、PSにとって朗報。モンハンがPSに帰って来たのも大きなこととはわかりますが、残念、一切興味ない(試しに手を出したら、覚える事があまりにも多いので閉口した。カプコンはチュートリアルなめてる)。
三勢力の中で、バランスが取れたプラットフォームだと思う。ハードにもソフトにも偏ってないし、どちらかというとサードパーティー頼みですが、自社ソフトも存在感強い。プロデュース力が高い会社。
任天堂,○(任天堂E3公式サイト)
こちらもハードの発表なく、ソフトも新鮮味ないのですが、任天堂はソフトで勝負してる会社なのでSIEより面白かった。
マリオデには期待してしまいます。本格的に発表された情報見ると、ひょっとしたらゼルダブレワイクラスの名作ではないかと思えてしまう。ゼノブレイド2のキャラデザ(一部)が野村哲也さんだったり、FE無双やメトロイドプライム4も買う可能性、ゼロではない。特にキャラクターの豊富さは凄まじい会社(だからアミーボがビジネスになる)。
箱同様RPGは少ないけど、ゼノブレ2で全て許せてしまう人、多いと思うw。
しかしこれも任天堂恒例、サードパーティーの存在感全然ない。変わらず自社ソフト第一で勝負してます。任自身もそれはよくないこととわかってるでしょうが、どうもこの会社開発力はあってもプロデュースが下手ですね。
まとめ
これで、XboxOneX、PS4Pro+VR、Switchと「第9世代ゲーム機」(と定義されるだろうと考えてる)がほぼ出揃った。箱はまだVR出すと思いますが、発表できなかったの痛い。本命PS、対抗Switch、箱1Xは世界的にも苦戦すると予想。任天堂はさらに携帯機出す可能性、なくはない。PSはない。
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コメント
海外「よりは」国内ですが、日本はもっと海外の動向に目をむけなければ駄目だと思います。日本はメーカーもユーザーも内向き過ぎるんですよ…。
投稿: Ivan | 2017年6月26日 (月曜日) 午後 06時44分