« E3 2019年、感想。今年のゲーム発表の盛り上がりは、どーしちゃったの!w | トップページ | あまりにヒド過ぎるので、緊急更新。「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」感想(ネタバレ)。これを「作品」と呼ぶのは汚らわしい。山崎貴に「監督」を名乗る資格はない。生涯最低の、映画だった »

2019年7月 6日 (土曜日)

「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」1巻感想(ネタバレ)。公式略称は、「すべそれ」。横田先生のツイッター公開は超衝撃でした…!

 シューダン無念の終了、で、新連載だけど、あんまり趣味に合わないダンゲロス1969(でも、買ってますよ。それと架神先生、娘さんご生誕おめでとうございます)、ファンとしてもどかしい時期が続いてましたが、いよいよ、私が求めてる路線である、爽やか青春路線新作の、連載開始、そして単行本が出ました!待ち焦がれてましたよー!(*´▽`*)

 掲載誌、少年エース公式サイト、エースに遅れて無料連載している、コミックウォーカーのページ(今のところ、隔週水曜が恒例の更新)。横田卓馬先生ツイッター(今エントリの大きなトピックです!)。横田広報スタッフツイッター横田広報スタッフフェイスブック伊瀬勝良先生ツイッター伊瀬先生ノート。原作ゲーム、マジック・ザ・ギャザリング日本語公式サイト(このマンガで大きいの、原作ゲームに公式認定されてること。そんな作品そうそうない)。ちなみに横田先生の公式サイトは、閉鎖されたようです。

 このマンガのあらましと、私のギャザリングに関する知識

 作品を簡単に紹介すると、「オナニーマスター黒沢」(ヒドいタイトルですがw、青春路線と変態路線を兼ねた傑作。私見では横田先生の、商業作家としての原点だと考えてる)の原作、伊瀬勝良先生とのタッグを再結成して描かれた、「マジック・ザ・ギャザリング」もの。ダンゲロスも原作はゲームだし、横田先生ゲーム好き過ぎw。MTGは、友人がファンです。そいつは「ギャザリング」と呼んでるので、私もギャザリングと呼ぶのが普通。横田先生も、個人的にそう呼んでるとのこと。なので本ブログでも基本略称とします。

 友達にファンがいると言っても、私は全くの無知。購入も対戦もしたことない。なので今作を読んで初めて、ゲームのあらましを知った。…驚きました。20年近く前から始まったオンラインゲーム、近年の流行りであるソーシャルゲーム、その基本が、ギャザリングで既に、完成されていた。今ゲームは1993年に生まれたそうですが、ネトゲやソシャゲの原点であると、理解しました。「大規模エキスパンションのリリースによる悲喜こもごも」も、もうギャザリングで確立されていた。私はそれなりのネトゲ、ソシャゲジャンキーなので、その感覚はよくわかる。

 私はカードゲーム、あまり好みではないですが、KHCOM、PSOep3CR(PSOファンでも、これを買ってプレイした奴が、どれだけいるかw)、DQMBVと、「面白い!」と思った作品は結構ある。しかしデジタル限定。アナログのトレカはホントに全然。でもすべそれ読んで、少し反省し、スマホのソーシャルゲーム、「マジック・デュエルズ」は、始めました!まだオリジナルに手を出すつもりはありません!ゴメンなさい!<(_ _)>デュエルズで勉強します!(て、え?もうすぐサービス終了!?でも後継作が出るとの情報も…。情報が錯綜してて、確かな事実がわからん!やはりゲームで情報弱者は損をするな…。ハハ…orz)

 ということで、ギャザリングに素人で、横田先生のファンとしても浅い(同人作家「YOKO」だった頃からの追っかけに比べれば…)、私がおこがましさ全開でw語ります。ですがその前に、どうしても触れたい事実がある。

 横田卓馬先生、ご自身のツイッターを公開!

 1月中旬に、鍵付きアカウントだったご自身のツイッターを、公表されたのです。自分でプロモーションする必要を痛感しての、行動のようです。このことは私にとって、とんでもない衝撃でした。ネット閲覧のスタイルが、ガラリと変わったほどです。あまりにも多くの考えと、想いが頭に浮かび、先生にもそれをある程度は伝えました。
 ここで先生への気持ちを子細に書こうとも思ったんですが、ただのラブレターにしかならないのでw(このブログ自体が、ラブレターみたいなもんだとわかってますけど 爆)、それはいずれ先生に紙の手紙をしたためようと思ってます(手書きがベストなんだけど、私は書き文字の自信がゼロだからなーw)。
 言えるのが、少なくともツイッター読む限り、横田卓馬とは、つっちーやソウちゃんみたいな純然たる普通人であること。極めて常識的で、物事をわかってない所があり、またしょうもないところも多いw、普通の男子。しかし恐ろしいほど鋭くもある。最近気づいた事として、「マンガ家とは、それほど変な人たちじゃないぞ、案外普通だぞ」がありますが、横田先生がそれを裏付けている。「マンガの世界の厳しさ」を語る人でもある。勉強になる。シューダンが終わった時期のリツイートは「悲鳴」だった。少しでも、力になって差し上げたい。このエントリも、その気持ちで書いてます。

 表紙
Img_0855
 ヒロインの沢渡慧美ちゃんが、デカデカと。女の子のかわいさが、横田先生最大の売りなので、正解。しかし改めて、中学二年生とは思えないスタイルの良さ。また主人公の神納はじめくんも、中二にしてはスラッとして足が長い、スマート男子。つちわたをあんなちんちくりんwとして描いたのを、反省してらしてるんだなw。(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.

 あ…。読み切り版は、入ってないのね?残念。横田先生によると、そゆことの決定権は、マンガ家にはなく編集部にあるとのこと。厳しい世界です。

 第1話 俺たちの伝説(サーガ)・前編

 出だしのカラーページがそのまま収録されてるの、嬉しい(引用したのは電子の連載版ですが、紙の単行本でもです)。
Img_e0695-2
 横田先生はよく、「カラーページは苦手で、大変な苦労なのに、稿料安い」と愚痴ってwおられます。その苦労に、感謝をいくらでも捧げます。美しい。小ネタの散りばめも憎い。当然のコトとして、権利表記も怠りません(友達に弁護士がいるので、そゆことに敏感)。出典・コミックウォーカー、(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.

 しかしのっけから「サーガ」とはw。当時流行ってたから、私も使ってたなあww。今の私は、「サーガって言葉を使うのは、『グイン・サーガ』を読んでからとするように」などと、昔よりめんどくさいコト言ってしまう大人になりましたwww。横田先生、伊瀬先生、読者の皆さん、グインサーガは超名作なので、現在145巻(正編だけでw)というボリュームにビビらず、読むのをおススメします。少しずつコツコツ読み進めれば、いずれは追いつくので。ムーディーに沢渡さんが神納くんに語るシーンの考察は、最後に。

 時は1998年5月、神納くんと友達のギャザリング対戦から、物語は始まる。舞台となる神河市立ときわ市中学校、そこのギャザリング王者を誇るはじめくん。彼、「これが学年二位の実力だ」とビミョーにヘタレなことをw。もっとも私は学力争いからは程遠かったので、普通だったら自慢になる。
 そこに沢渡さんが注意する。彼女は学年一位の優等生。はじめくんはライバル視してるが、慧美ちゃんは相手にしていない。このあたりを読んだ友人が、「僕は学年一位だったけど、そうなるとライバルなんかいなくて、寂しかったよ」と。馬鹿野郎、学年一位の何が不満なんだ!ヽ(`Д´)ノ(同意、求む!w)
 注意されたのにカチンと来て、言い返し、「ハイ論破!」言ってしまう神納くん。これが論破になってないぐらい、私でもわかるw。そこに沢渡さん、「ここ違うクラスでしょ?キミ友達いないの?」と、あまりに痛いwやり返しをする。更に「万年二位の神納くん」とDisる。「試験結果が楽しみだ」と負け惜しみにしか聞こえないw宣言をしてしまうはじめくん。ここでもう、どちらの役者が上かは、明白であるw。…導入、上手いなw。

 帰宅する神納くん。友達の来島くんが「"心まで鋼鉄に武装する乙女"だったな」と評する。…ここからこのマンガ、90年代懐かしネタが嵐のようにぶっ込まれるので、30代、40代の皆さんは懐かしモードに入って下さい。若い方は、時代劇としてお楽しみ下さいw。ネタが出る度に、ググるのを忘れないようにww。当時を知ってる人もだよ!www
 それはともかく、神納くんに「そう邪険にしなくていいじゃないか」と促す来島くん。確かに、ルックス良く、頭が良く、品行方正。普通だったら、嫌われる要素がない。だけど神納くん、彼女にわだかまりを持っていた。
 「小五であいつが転校して来るまで、成績トップは俺のものだった!あいつは俺の天敵!あいつを倒して俺のサーガは始まる!」
 …思春期爆発の発言であるw。こんなこと言える歳である彼が、うらやましいw。
 はじめくんと別れようとする友人たち。「お前ら、今度の土曜、一緒にギャザリングの店へ行く約束、忘れてねえだろうな」と確認する神納くん。アッサリ忘れていた友人たち。男の友情などそんなものw。来島くんは「その日デートだから」とまで言う。中学生のくせに彼女!(#^ω^)(中年の見苦しい嫉妬であるw)まあカードゲームなんぞより、女なのは当然の判断w。
 (今度学校で会ったら覚えてろ)と心で愚痴るはじめくん。自転車で帰宅するところ、書店の広告に目が行く。その内容は…。ノストラダムスの大予言。20世紀日本の子供たちを、翻弄しまくった傍迷惑な本w。はじめくんは、あまり信じてない様子。

 さて、土曜日、ホントに一人で(薄情な友人どもだw)ギャザリングの店へ遠征に行くはじめくん。途中、「激!帝国華撃団」を口ずさむ。彼はサターン派かな?wおおっと、セーラーサターンの話ではない(両先生に倣って、私も悪ノリさせて頂きますw)。ちなみに読み切り版では、「JustCommunication」(ガンダムWの主題歌。TWO-MIXよかったよね)を歌ってました。
 …今だから白状してしまいますが、実は背すピンの終盤まで、横田先生がものスゴいどオタクだと、全っ然気づいてませんでしたw。むしろオタクっぽくないマンガ家だと見做してたww。見る目なかったwww。
 着いた、ギャザリングの穴場らしき、「純喫茶しぶやま」。ここが彼と「彼女」の、運命の地になると、二人ともまだ知らない。ここで気づいたのが、
 (兄ちゃんのパソコンで一時間半掛けて印刷した地図によると…!)
 時w代wだw。そうなのだ…。当時インターネットはダイヤルアップが普通だったから、ダウンロード、そして印刷に、今となっては信じられない時間がかかったのだ!wしかも私がネット始めたのは劇中時間の二年後なので、私の経験より更にヒドかったはずなのである!wwいやー、相変わらずリアリティにこだわっていらっしゃる!www
 (ホントにここなのか?)と疑いつつしぶやまに入るはじめくん、そこで見たものは、ゲームに興じる、大の大人の群れだった。(大人がゲームやるもんなのか)とカルチャーショック受ける神納くん。ここで個人的にわかってしまうのは、世代的に、筆者自身がゲームを遊ぶ大人の立場であり、横田・伊瀬両先生は、はじめくんと「彼女」の立場であること。先生たちとの距離を感じてしまうが、そもそも距離感なかったのがおかしいのだ!反省しろ、Ivan!(なんぞこの茶番w)
 客が「魔術士オーフェン」を読んでいたり、店長が「To Heart」のマルチ(これも今の子は、知らんキャラになっちゃったんだよな~!w)のフィギュアを塗装してたり(私の妹がまた、フィギュアネタにめっさ喰いついたw。マイシスターも、どオタなのですww)、世代ネタがツボすぐる。
 ここで挟まれるギャザリングネタは、疎いのでちょっと…。それこそがモチーフであるマンガの感想なのに、それでいいのかw。でも「再録禁止となってるカードがある」のは、スゴいゲームと思いました。「リアタイ感」「一期一会感」を大事にしてるゲームだとわかる。とっても重要なファクターです。
 そのカードに見惚れてる神納くんの後ろから、歓声が上がる。「十人抜きか…いつまで続く不敗神話は!?」と、恐ろしく強いプレイヤーいるのが、はじめくんにもわかった。そのプレイヤーは、なんと同学年の女子、どころか…。
 「次は誰が相手してくれるの?」
 沢渡慧美、だった。

 彼女がギャザリングのプレイヤー、しかもしぶやまの常連らしく、強いらしいと、学校とのギャップに驚くしかない神納くん。服装も、ノースリーブ、ミニスカと、中学とまるで別人。
 (沢渡、俺を子供っぽいとか馬鹿にしてたくせに、お前も子供じゃねーか!)
 と心で毒づく。直接言えないあたり、彼も純然たる横田マンガの主人公w。しかもこの直後、
20190625_074039000_ios_20190625164501
 彼女のおっぱいの大きさを見て、そう思うw。ここ笑うポイント!wwわっかりやすいムッツリだな、はじめくん!www(他人のコトは微塵も言えないIvanですwwサムネをわざわざ大き目にするあたり、私のがしょうもないwww)出典・コミックウォーカー、(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.

 それはそうと、強すぎて対戦相手が尽きかけていた慧美ちゃん、ここで、はじめくんのファイティングスピリットに火が点く。いつも彼女にやられてばかりの彼、リベンジの格好のチャンスと考えた。
 素顔を晒すとマズいと思った神納くん、帽子を深くかぶって、声をくぐもらせ、「+クラウド+」と、FF7の主人公をリングネームとして借り、ギャザリングの対戦に挑む。
 …あの、神納くん、つか横田・伊瀬先生、どう見たって、正体バレバレですよね???wwwwwゼクス・マーキスかよ!wタキシード仮面かよ!wマンガでよくある、「誰が見たって正体わかるのに、何故かバレない」の法則wwwww。特に90年代のお約束を、持ってくるとはおわかり過ぎですぞー!www
 さらにこの様子見たギャラリーの子供大人(なぜだろう、ものスゴい親近感w)が「中二だ」「中二だな」と心で呟き、そこに説明で、「この時代中二病という言葉はまだない」と語られるw。横田先生の十八番、メwタwネwタw。ホントいつもの横田マンガのノリ。
 …ところで両先生、まさかあなたたちが、「シュタインズ・ゲート」をやってない、もしくは観てない、なんて馬鹿なこと、あり得ませんよね?w「中二病」って言葉は、アレで広まったんですから(コラコラIvan、主観を押し付けんなw。オタクにも色々いるんだからww)。

 さて試合開始…。ですが、多くをパスせざるを得ない(-_-;)。いやね、ギャザリングに素人だからってだけじゃなく、先々月「キン肉マン」の感想書いて、痛感したんです。私の文章は「試合」の解説に、絶望的に向いてないと。その手の文章力が、まるでないとようやく自覚しました。理解するのが遅過ぎるわボケ(-_-;)。というワケで言っときますが、本ブログに、試合の解説の上手さは、一切期待しないで下さい。申し訳ない<(_ _)>。
 とはいえ、それを口実にサボタージュするのもズルいので、可能な限り書く。まず神納くん、「黒単」のデッキを組んでいる。調べたところ、黒とは攻撃を主軸とし、防御を犠牲にする属性。つまり黒単ってデッキは、ライフの減りを厭わず攻撃を最優先した構成と考えてOK?もう少し調べて、ハイリスク・ハイリターンが趣旨とわかった。「黒魔道士」や「魔法使い」に近いタイプか。
 …ギャザリングに疎いので、敢えて素人考えでツッコみますけど、あの、はじめくん、それホントに「学年二位」が組み立てる戦術?wだって、攻撃のみってつまり、「攻撃は最大の防御」とかいうそれなりに合理的だけどあまり考える必要ないw、ハッキリ言って「脳筋」の発想じゃね?wていうかさ、攻撃第一って、馬鹿な筆者自身がゲームで好んで使う戦術なんだけど…wwwww。沢渡さんに勝てない理由、早くもわかった気がするwww。
 一方慧美ちゃんのデッキは「白単」。これもたった今知識仕入れてw書きますけど、攻防のバランスが取れた属性で、防御優先のデッキ。これまた素人考えで。防御を第一とする戦術って、私見では強者の戦術で、マンガでも「攻防一体」や「カウンター主体」のキャラは、強い印象ある。…「ナイト」と「僧侶」をミックスした感じ?

 個人的にネトゲのプレイヤーだから、わかることあって、ネトゲのパーティで攻撃役が死んでも、どうとでもなるんですが、防御役や回復役がやられると、総崩れになる危険性が極めて高くなる。私はネトゲで防御役を好んでマイキャラの職業とするのです。なぜかと、例えば「片手剣と盾」のジョブ、あるいは「戦士」って、一番主人公臭いイメージのクラスでしょ?wつまりヒロイズムに酔っているw(実際ネトゲで防御役は、ヒーローの気分が味わえる。ホントですw)。だからネトゲでは、苦労しているw。
 話を戻すと、トレカは、相性の問題はもちろんありますし、「黒が白に対し一方的に弱い」なんて馬鹿なゲームバランスにしてるはずもないので、私の言うことは参考程度ですが、でもゲームとは一般的に、攻撃より防御の方が、上級者や、頭がいい人が、向いている。

 とりあえず、描写します。はじめくん、「俺はソルジャー・クラス1stだ」とヒロイズムに酔っているw。FF7やってる人なら誰でも知ってる、「クラウドはソルジャー・クラス1stじゃない…」wwwww。それどころか…。おおっと、これからFF7Rが初見の方の為、ネタバレは控えようw。
 (悪いが最短最速で行かせてもらうぜ…!)
 これも素人考えでツッコみますが、ゲームって作品によって、「巧遅より拙速」が、必ずしも通じない場合がある。ギャザリングがそうかは、なんとも。またアップデートを繰り返すゲームとは、ルールや力関係がちょくちょく変わるの当たり前なので、今の常識が当時の常識だとは、考えにくい。だから今ギャザリングの現役プレイヤーでも、わからない人多いと思う。

 箸休め。店長が、「アキハバラ電脳組」のネタを振る。90年代思い出のアニメ。実はこのあたりは、妹のが詳しかったりする。妹は25年ほどのアニメオタクw、私は30年来のゲームオタクww。そして父が、60年の年季を誇るマンガマニアwwwww。母は唯一の普通人w。親父があんなでなければ、私たち兄妹はオタクになってなかったと思う(子供たちを宮崎アニメに連れて行った父なのだ…w)。

 試合。沢渡さんに、大分ダメージを与えた神納くん。しかし試合終盤、(もう少し持ちこたえれば…!)と考えている。そうなんだよね、防御を犠牲にした戦術選ぶと、かえって残りライフを気にするもんだよね。逆に防御型が追いつめられると、「どうダメージを与えてやろうか?」と考えるよね。年季入ったゲーマーなので、ここの心理は手に取るようにわかる。そして神納くん、気づく。(あいつはあと何枚、手札を持っている!?)
 慧美ちゃん、「白騎士」で攻撃。調べた。黒に対し、妨害を受けにくい、極めて有効なカード。沢渡さん、これを温存し、使うチャンスを虎視眈々と狙っていた。これが学年一位と二位の差か!(多分、あんまり関係ないw)
 「ソルジャー・クラス1stってのは嘘だったのかな?」
 慧美ちゃん、上手い!気が利きまくった台詞!FF7をプレイしてれば意味わかる!このマンガ、気に入ってる点が、FFファンのツボを突いてくれること!90年代はFFとスクウェアの、全盛期でしたからねー!

 敗色濃厚になったはじめくん、(俺は、勉強どころかギャザリングでも、こいつに勝てないのか!)と、劣等感が沸騰してる。まさに思春期w。ここで、小学五年で、神納くんと沢渡さんが初めて会った回想がされる。ロリな慧美ちゃんがかわいいw。それはともかく、自我がぐにゃぐにゃになってるwはじめくん、慌てるあまりダイスを落としてしまう。拾おうとするはじめくん。慧美ちゃんも拾おうとしてあげる。いい子だ。弾みで、神納くんの帽子が脱げる。
 そしてテーブルの下で両者が顔を合わせ、慧美ちゃん、「+クラウド+」の正体が誰なのかに気づいた。
20190626_075529000_ios

 か、か、か、かわい過ぎる…。(´∀`*)出典・コミックウォーカー、(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.

 今まで懸命に隠してたのが、オタバレしたらこうなるの、今も昔も隠れオタの宿命w。恥ずかしさと、どう対処していいのかさっぱりわからずで、逃げ帰る慧美ちゃん。「なんだったんだ」と、茫然とするはじめくん。またここで、二人ともドキドキしている。お互い、同い年の異性の手を握ったことなど、初めてに違いないw。1話、幕。

 おまけ一コマ。

 慧美ちゃんが逃げた後、一応追いかけたはじめくん。今度の横田主人公も、やはりお人好しの善人w。

 第2話 俺たちの伝説(サーガ)・ 後編

 はじめくんの回想。小学五年、それまで彼は成績の学年トップを維持していた。得意だった。しかし転校してきた慧美ちゃんに、その座を奪われる。唖然とする神納くん。また彼女のかわいさに、ときめいてるようにも見えるw。頭がいいだけあり、ませてもいたのだろうw。
 そこではじめくん、自己紹介をし、「ライバルと認めてやる」と、謎の上から目線w(筆者も人のコト言えんw)。それに対し慧美ちゃん、
 「ライバルとか、キミ何歳?わたしそういう子どもっぽいの興味ないから」
 と、こっぴどく、袖にされる。そこから、彼は彼女に二度と負けないと誓う。
 …はじめくん、キミ、初対面から慧美ちゃんのこと、好き過ぎだろ!!!!!wwwww意識しまくるのが、もう好意の表れだし、ライバル視も、「かわいさ余って憎さ百倍」じゃない理解、私には不可能!www。関係の前提がこれである以上、ラブコメ展開しか考えられない!!!wwwww

 回想から戻って、中学二年の神納くん。学年一位は、またも、沢渡さん。神納くんは二位。どうも彼は、小五以来彼女に敗れ続けているらしい。誓いとはw。
 注目点、慧美ちゃんを囲む女子がちゃんとかわいいことw。横田先生、モブ女子のかわいさに妥協しない。それでこそw。アシスタントが描いた女子は、限界あるが。
 はじめくん、ギャザリングのイラストそっくりの表情で、悔しがる。カードの写しも映ってんですが、単行本では縮尺が小さくて名前を読むのが一苦労だった!ファンなら即座にわかるんでしょうが、疎い私にこれはキツかった!目、悪いし!苦言呈しちゃいますが、横田・伊瀬先生、ギャザリングの入門書でもある以上、単行本の「度」には、気を遣って下さい!私と同じ初心者さん!「渦巻く知識」には絵柄の違うバージョンが幾つもある様なので、ググる際はお気をつけ下さい!

 それはともかく、神納くん、私にとって刺さりまくる台詞を!
 「たまたま成績が良かったからっていい気になるな!俺には『ゼノギアス』をやり込む使命があったんだ!」
 白状します。私未だ、ゼノギアスをクリアしてません(-_-;)。でも大好きなゲームです。クリアしてないからって、そのゲーム語る資格ないなどと、考えてませんよね、伊瀬先生、横田先生?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
 冗談はともかく、ナノテクノロジーとか、波動存在とか、デウスなど、あれ程厨二なゲームも、ゲーム史で珍しいレベルの作品。関連本読んでるので「缶詰」の話も知ってますw。プレイした範囲でも、シタン先生大好きww。しょっちゅうベッドシーンあるし、ヒロインが脱ぎまくるしw、ドラッグを匂わせる場面もある。スクウェア史上最も、倫理的にヤバいゲームと言っていいでしょう(「ドラッグオンドラグーン」は?とよく言われますが、アレはエニックスが敢えて、スクウェアみたいなゲームを作ろうとして始まった作品。開発中にスクエニ合併したので、スクウェア系ゲームと思われてますが、誤解です)。

 周りの女子から「オタクきもっ」と言われてしまう。残念ながら、一般的な反応。はじめくん、「あの結果は真の実力の70%…いや60%…」などと、ヘタレな言い訳にも程がある言葉呟くw。もちろん慧美ちゃんは立場が上なので、上から目線でDisる。しかしはじめくん、悪意はなくて、彼女がしぶやまに忘れたギャザリングのデッキを慧美ちゃんに渡そうとする…と、沢渡さん、「向こうで話しましょ?」と半ギレで、彼の話を差し止める。
 はじめくんにカードを返してもらったのに逆ギレしている慧美ちゃん。半ば喧嘩してる場面。正直呆れ果てた。これは頂けない。沢渡さん!折角忘れ物届けてくれた神納くんに、「ありがとう」の一言もなしとは、あんまりじゃないの!!中学生として、巨費をかけたデッキでしょ?(「大金かかってる」のは、肝心!)ここは所詮、中学生に過ぎないのだと思わざるを得ないよ!!!

 「ちょっとは話せるやつかと思ったのに」と、一人ごちる神納くん。ここは明白に、沢渡さんが悪い。彼は思い返す。自分と彼女の違いは、なんなのか。
 同学年の女子からも才色兼備の評価をされる沢渡さん。友人の来島からも、「オツムの出来が違う」とばっさり。優等生なので、教師受けもいい。
 沢渡さんを気にする神納くん、しかし同じクラスになったことなく、彼女のこと、実はあまり知らない。「アニメ見たりゲームしたりすんのかな」と思う。来島くん曰く、厳しい家庭に育ったらしいから、ないんじゃないかと。神納くん思う、「それって楽しいのか」と。
 や…やっさしー!あんなツンケンした態度取る、恩知らずのw慧美ちゃんに、この思い遣り!ひょっとして横田主人公で、いっちゃん優しいんじゃないか!?感心しました!
 そして来島、「お前と沢渡さんはきっかけあれば仲良くなれる」と、神納くんに水を向ける。「ありえねー!恐怖の大王が来たら、あいつを真っ先に滅ぼしてほしい!」と、一蹴しようとするはじめくん、しかし来島くん、
 「おまえらは、"似た者同士"なんじゃないか?」
 そう言われてはじめくん、決意する。…来島くん、ひょっとしたら、キューピッドになってしまったのかもしらんw。 

 あとここで重要なポイントは、
20190627_070704000_ios
 JCのブルマーを大喜びで描いてらしてる横田先生…!w 出典・コミックウォーカー、(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.

20190627_070711000_ios
 JCのブルマーを大喜びで描いてらしてる横田先生…!!ww大事なコトなので2回引用しました!(こんなしょうもないネタを、こんなデカデカと取り上げる私の方が、大概にしろよであるwwwww)出典・コミックウォーカー、(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.

 放課後。慧美ちゃんの前に、はじめくん。「俺と勝負しろ」と、挑戦状叩きつける。学校の試験ではなく、ギャザリングの対戦。はじめくんが偉いのは、
 「この前の勝負は俺の負けでいい」
 ウム。負けを認められん奴に、成長などない。それがなければ真の勝利はない。捨てたものでない男。エントリ書いてると、私的に彼の株が上がる。なかなかの器だと。しかし上から目線なのは、なんだかな…。ってそれは、筆者には何も言えんw(この一行だけでも、めっちゃ偉そうだしなw)。
 「私にはメリットがない」と蹴ろうとする沢渡さんだけど、「お前が勝ったらなんでもいうこと聞いてやる」と神納くんが宣言して、その気になる。でもトレカの対戦を好む女子なら、多分大した条件なしでも、乗ったと思う。横田マンガのキャラは、「勝負」が好き。先生ご自身も、そうなのだと思う。

 「しぶやま」にて、神納はじめVS沢渡慧美、再戦。客がギャラリーになって沸き立つ。ここで横田先生、またしてもお得意のネタを使う。
 「嫁を質に入れてでも見なきゃな!」
 あなたがキン肉マン大好きなの、もうよくわかりましたから!!!wwwいいぞもっとやれ!!(私も大好きですからww)ちなみに私に、まだ嫁いませんorz。横田先生のお嫁さんは、絶対めちゃくちゃかわいいに間違いないと確信してますっ!( ー`дー´)
 ここでブレイク。定番になると思われる店長のフィギュアネタ。…き、木之本桜!当時の少女と、少年の進む道が、このキャラと、「カードキャプターさくら」という作品のせいで、どれだけ狂ったことやら!!!!!wwwww両先生、言うまでもなく、クリアカード編は観てましたよね!?読んでますよね!!wwwww
 「ブルセラ」懐けえ。HENTAI用語だが、今の子は意味知らん。店長、「30過ぎてフィギュアの塗装してる人」なんと、私より10歳は年上だ。店長、2019年現在では50歳以上か。でも多分、オタクを卒業していない。当時私の周りにも、30の人…どころか、40歳くらいの人もいた。今やオタク第一世代が還暦を迎えている。「オタク」も年を取ったのだ。
 試合前の掛け合い。慧美ちゃん、「また叫んだりしないでよね」はじめくん、「100%の真の実力見せてやる」…戸愚呂弟?w

 私に試合の解説は難しい。多くを略すの、ご了承下さい<(_ _)>。読み返してわかった。当時は、単色で軽量級の、スピード重視の戦術が流行ってたと、ちゃんと解説してあった。今では複数色や、重いデッキも普通なのかな?プレイヤー全体で戦術ノウハウも、積まれたでしょうから。
 それと近頃、ギャザリングであったトピック。MTGが「世界一複雑なゲーム」として、認定されました。戦術をコンピュータで、解析し切れないとのこと。チェスはもちろん、将棋や囲碁より、高度なゲームというワケです。いずれ、マインドスポーツになるかも。もうなってるなら失礼。…ますます私には解説困難じゃないかorz。
 とはいえ、サボるつもりはないです。どうやら白単封じのデッキを組み立てたらしい神納くん。沢渡さんの手札が削られる。手札を使う前から「使うだろう」と先読みし、それを捨てさせる…んですよね?
 ここで私がマンガとは無関係にw、テキトーにぶっ込むw。「戦いとは、常に二手三手先を考えて行うものだ!」これは90年代ネタではないw。知らない人はググってw。

 はじめくんが慎重に攻めてるので、慧美ちゃんもスローペースで対応した。ゲームでこういうバトルは、防御の側が有利になりやすい。白単に決定打を与えられない黒単。だがそれが神納くんの策だった。「少年はよくやった」と評するギャラリー。だが、はじめくんは、「健闘」なんぞで満足する、安いゲーマーではない。この辺、背すピンやシューダンと、同じスピリット。
 「マナ」(ソシャゲで言う、「スタミナ」みたいなもんかな…思たら、かなり違う)を溜め込み、起死回生の策が発動!魔法カード、「生命吸収」!慧美にライフ8ポイントダメージ!はじめはライフ8ポイント回復!(ゲームシステムを調べて、なるべく正確な表現を心掛けました。合ってる?こゆときWikiは、ありがたいねw)
 沢渡さんの、残りライフは2P、神納くんは11P。あと一発、生命吸収を叩きこめば勝てる。勝利を確信していたはじめくん!だが!
 「詰めが甘い」
 慧美ちゃんの「ハルマゲドン」!「生命吸収」の為に仕込んだリソースである「土地」を、全て砕かれた…。ああっ!ググって画像が出た「ハルマゲドン」に書いてある解説読んで、このマンガの題名、意味の一端がわかった!それにハルマゲドンとは、ノストラダムスネタに他ならない!これを最初のエピソードの〆に仕込んだ、伊瀬先生に拍手!

 これは、ブログ書く醍醐味でもある。書きながら論理で作品を読み解くと、意味がより理解出来る。私は作者たちより一回り年上だが、90年代に青春を送っており、相当のゲームオタクと自負している。書いてわかった。このマンガ、思い入れたっぷり、愛をとことん込めて、感想を書ける。幸せしかないじゃないか。気持ちを忘れないうちに書きます、横田卓馬先生、伊瀬勝良先生、この作品を、ありがとう。
 敵味方、「すべての土地を破壊する」のが、ハルマゲドン。土地がないと、魔法カードを使えなくなる。その条件は神納くんも沢渡さんも同じ。だけど慧美ちゃんが、「日中の光」を発動させてるので、はじめくんはクリーチャーの戦闘行動を封じられてしまった。彼は悟った。詰み、だと。
 「負けました…」

 Winner、沢渡慧美。(俺は何をやってもこいつに勝てないのか)と落胆するはじめくん。(これからは社会のその他大勢として慎ましく生きよう)自分が世界の「その他大勢」であること、最も認められない年代が、中学二年生w。横田マンガって、主人公とヒロインの年齢設定が、絶妙過ぎる。また慧美ちゃんにとっても、このマッチはギリギリの激戦だったと、表情が語っている。だから、彼女、
 「握手。いい勝負だったから」
 と。そこではじめくん、彼女と初めて出会った時の気持ち、思い返す。
 (ああそうか…。俺はこいつと…友達になりたかったんだ…)
 この頃の男子、見栄の塊だからw、「彼女にしたかった」などという恥ずかしいこと、心の中でさえ言えないw。でもそうであっても、嬉しい。シェイクハンド。

 帰り道。自転車で二人乗り。漕いでるのは無論神納くん。うらやましいっちゃうらやましいが、大人になると、「自転車で二人乗り」がどれ程危険で無謀かがわかるから、私は同じ条件でもやりたくないw。子供とは、無謀で危険な真似をするもの。高校生でもまだそうなのに、中学生となれば、尚更。
 神納くんの「おまえ」呼びに因縁つける沢渡さん。神納くんとすれば、「負けてねーぞ!」という自意識の表れなんだと思いますが、沢渡さんの自意識が、それを許せない。いやいや、青春真っ盛りw。

 帰宅途中、二人とも、橋の上で川に沈む夕焼けに見惚れる。そこで慧美ちゃん、
 「ノストラダムスって信じる?」と、唐突に言う。うろんそうに返すはじめくん。慧美ちゃん気にせず、
 「恐怖の大王ってこんな感じなのかな?」と続ける。(こいつヤバい奴か?)とますます胡散臭く思うはじめくん。
 「来月はギャザリングの新エキスパンションが出るし、来年は『FF8』も出る、人類が滅びてたまるか」と前向きかつ常識的に答える。
 「ゲームの話ばっかじゃん」と笑う慧美ちゃん。な、なんなのですかこのキャッキャウフフ…w。たかが中二の分際でw。リア充爆発しろw。
 そして沢渡さん、「約束覚えてる?」と切り出す。すぐには思い出せない神納くん。「負けたらなんでも言うこと聞くんじゃなかった?」といわれて、はじめくん、「ああ…まー、男に二言はねーよ!」
 …前から気になってんですが、横田先生始め、少年マンガ家って「男に二言はない」が好きね?wとんでもない大嘘だと、子供でもわかってると思うがw。なんで流行ってんだろ?w
 そして慧美ちゃん、あまりにも意味深に…。
20190405_001539000_ios
 好きだーーーーーッッッッッ!!!!!(いきなり何を言っている!wwwww)いや、こんなシチュで、落ちない男がいるかよ!ヽ(`Д´)ノw出典・コミックウォーカー、(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.

 私は横田女子を何度好きになれば、気が済むのでしょうか…w。
 「冗談だよ」と逸らす沢渡さん。しかしここの彼女の言動、深い意味があるのだと思う。その考察は、巻の最後に語るチャンスあるので、そこまで取っとく。
 橋での休憩を終え、また運転手になるはじめくん。慧美ちゃんが「6時までには帰りたい」とわがまま言い出す。「なんで?」と当然聞くものの、少し口ごもり、そして、
 「『YAT安心!宇宙旅行』が見たいの!だから急いで!」
 コリャまた懐かしすぐるネタをw。実はそれほど詳しくないんですが、妹の後ろから観てたので、なんとなく覚えてる。妹は90年代のアニメ、とことん詳しい。彼女にもこのマンガは読ませてますw。
 これには、はじめくん、大笑い。そうなんです。沢渡慧美さんは、お高く留まってるようで、アニメやゲームを楽しむ、ごく普通の女の子だったんです。同じく普通の男の子として、納得し、(来島の言う通り、こいつとは仲良くなれそうだ)と安心した。
 時は1998年5月。世界が終わるまで、あと1年と2月。

 こ、これなら、5月のキン肉マンエントリ以上の愛を注げるな…。じっくり書きます。

 おまけ一コマ。

 「ところで『呪われた巻物』返してくんない?」
 ググった。成程、「確実に勝てるババ抜き」か。しかも無色属性。それは強そうだ。

 第3話 俺たちの大脱出(エクソダス)

 ギャザリング、アメリカのゲームだけあり、聖書ネタ多いみたいだな。日本の青少年にとって、聖書とは厨二だが(謝れw)。

 3話の出だしは、まんま「ハイスコアガール」w。コンセプトが似ているマンガ。意識したんだと思うのが普通。
 1998年6月。学校はW杯ネタで盛り上がっている。スポーツにあまり興味ない私でも、W杯を多少は観ていた。作品に描写はないけど、ジネディーヌ・ジダンが20年以上昔の人物になっていると気づいて、驚いてしまったw。
 放課後、沢渡さん、教師に挨拶して帰るが、気もそぞろで、なんかワクワクしている。一方はじめくんも、友人からの誘いを「先約がある」と袖にする。この二人、W杯に興味があまりない様子。こいつら、実は…。

 神河市内、翁神社。神納くんがビニール袋を持って現れる。それを待っていた慧美ちゃん。彼女、「誰かに見つからないか気が気じゃなかった」と愚痴る。二人はギャザリングの「開封の儀」(当時そんな言葉、あったっけ?w)を、待ち合わせして、楽しみに来ていた。みんなには内緒で。
 …ま、ま、ま、待てーッ!これはどう考えたって、ギャザリングが口実の「デート」じゃねーかーっ!年頃の男女が共通の趣味を持つってだけでもおいしいのに、誰にも言わずに密会て!高々14歳くらいの中坊が!ぐぬぬ…!リア充め!(私、こんな事ばっか言って、だいじょぶなのかw)沢渡さんのぱんつが見えそで見えないの、ハラハラするけど、彼女も神納くんもまるで気づいてないのが、所詮中学生(だから、だいじょぶなのかよ!ww)。
 ギャザリング新エキスパンション、「エクソダス」。調べたところ、FF14やドラクエ10風に表現すると、「4.2エキスパンション」って感じだったんですね?1.0が発売されて5年も経つと、それくらいは行く。そこは今のネトゲもあんまり変わりない。
 関係ない上、どうでもいいんだけど、「エキスパンション」と書くたび、キン肉マン2世の「ヘル・イクスパンションズ」(「新星・ヘル・イクスパンションズ」も)を思い返す私は、肉クラスタの中でも割かし珍しい、ネプチューンマンファンw。

 ストーリーもある。洋ゲーのストーリーって、一見どうでもいいように見えるけど、いざじっくり読むと、なかなか深いモノが多い(それこそ「ウィザードリィ」なんて、ちゃんと読むと、面白いのだ)。ギャザリングもそうなのではと期待してる。今それをしっかり読む愛はない。許してw。
 「かぐわしいインクの香り…!」
 印刷物の醍醐味。エクソダスからカードのレアリティが即座にわかる表示になったらしい。
 「俺は無粋だと思うね!」「わかりやすくていいじゃない」
 一見慧美ちゃんが正しいんだけど、当時は「レアリティ」という概念が当たり前ではなかった時代、今と同じ常識ではない。また古いゲーマー、特に男子は、非合理性を愛するきらいがある。私なんかそういうタイプ。だからはじめくんの気持ちも、わかりすぐる。両先生、ゲーマーの気持ちをよくわかっている。
 エクソダスで神納くんがほしいカードは「憎悪」。調べたら、任意のライフを支払った分、クリーチャーの攻撃力が上がるカード。黒好きの神納くんらしい。「趣味悪い」と評する沢渡さん。彼女の目当ては、「大変動」。大抵のクリーチャーと特殊効果をセメタリーに送れる、えげつないカード。慧美ちゃんも神納くんの趣味、あんまり言えないw。あっ!これについて調べて、このマンガのタイトル、「神の怒り」が元ネタとほぼわかった!これって、最強のカードの一つじゃない?

 パックを開け続け、最後の一枚となった両者。「目当てのカード引けろ」と二人とも祈る。ここは今どきのソーシャルゲームのガチャの、源流となっていて、感覚も似ている。開く。神納くんに「大変動」が来た。そこに、慧美ちゃん、
 「私の『裏切り者の都』と交換しない!?」
 とトレードを持ちかける。おお、ついに「トレード」が描かれた!はじめくん、「市場価値が釣り合わない」と成立しなかったけど、このシステムが、ポケモンの源流にも、なってんだよな!知れば知る程、スゴいゲームだ!
 ちなみに「裏切り者の都」はちょっと調べただけではスゴさがよくわからないカードですが、のちにエクソダス最高額になったと描かれている。マナの供給源として便利なのは、なんとかわかる。
 「トレードして」「しない!」みたいな二人の様子が、「ギャーギャーギャー」のオノマトペで描かれる。マンガの「ギャーギャーギャー」とは、「キャッキャウフフ」とほぼ同義ですw。なんとうらやましいw。

 拒否ってるはじめくんの口が突然、沢渡さんの手で塞がれる。見ると同じ学校の男子生徒が2人、翁神社へお参りに来てた。オタバレされたくない慧美ちゃん、神納くんの騒ぎ声を止めた。…はじめくん、お前絶対に、同い年の女子に触られるなんて初めてだろw。慧美ちゃんはそれどころではないので、自分の行動で神納くんがドキドキしてるの、気づいてない、全く、お前ら、生温かく見守りたくなるやんけ!w
 同校の生徒が帰ってホッと一息の沢渡さん、
20190313_040811000_ios
 私の脳味噌は、「学校」を「お嫁に」へナチュラルに変換したw。こじらせたラブコメ脳ww。出典・コミックウォーカー、(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.

 彼女がギャザリングやる理由、結構知りたがってる神納くん。それに沢渡さんは、
 「教えてあげないよっ、ジャン!」「三角形の秘密は聞いてねーんだよ!」
 「ポリンキーかよ!」ではなく、こうツッコませるの、伊瀬先生のセンス、余りにスゴ過ぎ。当時をリアタイで知ってないと書けない台詞。
 …つか、はじめくんと慧美ちゃんの仲のよさは異常!w普通中二の男女でこれはあり得ない!wwなんなんだ!もうカップルと呼んでいいだろ!www

 引いたカードを見まわして、「使えそうなのは軽量級のカードだけだ」と愚痴るはじめくん。「中学生に1パック500円はキツい」ごもっともなんだけど、ゴメン、私は子供の頃から、経済的に恵まれてた(-_-;)。「お年玉とか貯金してないの?」と聞く慧美ちゃんに、
 「これからやるドラシリーズ第1弾、『ダブルキャスト』が控えてる、ギャザリングだけに使えねーんだよ」
 昔、友人が「アレは『やるドラ』じゃなく『やるアニ』だろう!」とツッコんでたのをよく覚えてるw。今でも的確なツッコみと思うww。PS1とは、光ってたハードでしたw。
 「しかし新エキスパンション開封を味わいたいのも事実」オタクとは、欲の深い生き物。ここで沢渡さん、
 「いい話、教えてあげよっか?」
 彼女の誘惑力がスゴ過ぎです。ロックブーケか!w(とにかく世代ネタてんこ盛りのマンガなので、私も遠慮なくぶっ込めるww)

 翌の土曜、純喫茶しぶやま。皆さんエクソダス解禁で盛り上がってる。慧美ちゃん、「四ヶ月に一度のお祭りだからね」ドラクエ10やFF14の中規模アップデートも、大体そんなペース。ホントにギャザリングって、ネトゲの基礎だったんだな…。
 今回店長が塗ってるフィギュアは、ホシノ・ルリ。通称ルリルリ。これは今の子でも、知ってる人いるかもしんない。スパロボでw。いや、今の子、スパロボ遊ばないか?wwロボットアニメは廃れたからなあ(大体「機動戦艦ナデシコ」は、ロボットアニメじゃない…www)。
 そしてブースターパックを賭けた、エクソダスシールド戦大会が開催される。ここの解説読むまで、誤解してたんですが、「シールド戦」とはその場で開封したカードのみでデッキを組んでの試合。この手のゲームで経済力は強弱をかなり決めるので、それもはじめくんがこの大会で負けた(言っちゃったw)理由の1つだと踏んでたんですけど、その場のカードのみが武器ならそれは関係ない。ここで武器となるの、未知のカードの価値を見極める目、デッキを組み立てる戦術眼、それと引きの運、この3つ。
 優勝賞品は、エクソダスの5パック。2500円相当か。おいしい。神納くん、欲しいに決まってるし、(今度こそ沢渡を叩きのめす!)チャンス。だが。

 初戦の相手は、鳥居祐爾さん。通称トリーさん。…まさかと思うが、この名前、「堀井雄二」のパロディではあるまいな!?wあり得んとは言い切れないの、怖いマンガであるww。
 トリーさん、「最初はメガネくんか、ラッキー」と言いながら座る。「メガネくん」はしぶやまメンバーの一部で、はじめくんの通称になる。安直w。どうしても「すごいよ!マサルさん」のアフロくんを思い出すw(コアなネタのストック、いくらでもありまっせw)。
 (ナメやがって)と不愉快なメガネ…神納くんw。(俺は不敗神話を打ち立ててた沢渡を追いつめた男だぞ)こんなヘタレな事、心で呟いてる時点でもう、結果は見えてるw。
 はじめくん、トリーさんに2本ストレートで取られ、アッサリ完敗。こんなはずではと、(多分今の人がこの店のNo.2だ)と。はじめくん!痛々し過ぎるから、もうやめてえ!www
 その後の試合、ゴブリンに似てる「ゴブさん」さらに「社長」さんにストレートで完敗し、全敗を喫する。1セットも取れずに負けた。ときわ中王者の誇りは、木っ端微塵に砕かれた。そして全勝優勝に輝いたのは、我らのw慧美ちゃん。あまりにも悔しい、敗北。
 (はっきりとわかったぜ…沢渡は強ええ…!そしてこれは俺の通過儀礼(イニシエーション)…!)
 「通過儀礼」と書いて「イニシエーション」と呼ぶの、どう考えても大塚英志さんのせいですw。私、実は大塚さん結構好きなんだよね。作品も評論も。あまりにも世の中に絶望し過ぎてるのは、私と合わないんだけど、彼のマンガ論、政治論は勉強になる。「魍魎戦記MADARA」シリーズは、私の青春に、他ならなかった。
 (こいつら全員ぶちのめして、必ず上に行く…!そして沢渡、いつかお前を…)
 「嫁にしてやる」ですね(違うw)。

 帰りに自転車二人乗りの神納くんと沢渡さん。もうこいつら、それが普通となってしまったらしい。慣れとは恐ろしいw。
 「あの勝負は『ペガサスの暴走』と『しもべの誓い』のコンボが決め手になったかなー」
 勝ち方をはじめくんに自慢しまくる慧美ちゃんw。「で、神納くんは、何勝したんだっけ?」と見え見えの嫌味も言う。所詮、中二女子w。辟易してるはじめくんだけど、「ちゃんとマナカープ考えてデッキ組んでる?」の一言に驚く。(そんなことまで考えてるのか)と。
 途中、雨に降られてしまったから、公園の東屋に避難する二人。どちらもまだ、ギャザリングに気持ちが行ってて、沢渡さんは新カードの話をする。そこで神納くん、気になった。
 「お前、学校でギャザリングの話する友達いないの?」
 「いないよ、それがどうかした?」
 「なんでギャザリングやってること秘密にしてる?」
 「私はみんなに好かれる自分でいたいの、品行方正で、成績優秀で、完璧美少女の沢渡さん」
 「ああ、そう…(自分で言うか、フツー)」
 「こんなことやってるなんてバレたら、今まで築いたイメージが台無しでしょ、だから」
 「そういうモンか」
 「そういうモンなの」
 「ふーん…」ここではじめくん、3話最大の爆弾発言。

 「俺は今のお前の方が好きだけどな」
20190327_020345000_ios
 なんとうらやましいwwwww。私はもうこんな事、相手がいたとしても言えないし、例え好意を寄せられても、言われること、あり得ないのでね…(遠い目)。出典・コミックウォーカー、(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.

 焦りまくったご両人w、落ち着くべく、カードを確認した沢渡さん、気づく。神納くんに、「ねえ、トレードしない?」と持ち掛ける。大会の優勝賞品で貰ったカードの中に、彼が欲しがっていた「憎悪」があった。それと神納くんが持ってる「大変動」を交換しようと。彼女、「更に『裏切り者の都』もつけてあげる」と。…惨敗を喫した彼に対する、彼女なりの気遣いだと思う。はじめくん、笑って快諾した。トレード成立。「トレーディングカード」の醍醐味。そして彼は―――
 (こいつと毎日こんなふうに一緒にいられたら、もっと楽しいんじゃないかって思う)
 これ、口に出したら、完全に「告白」になるよね…w。ホント横田主人公の男子、どいつもこいつも!ww

 一コママンガ。

 翁神社で「幹谷さんと付き合えますように!」と神頼みしてた男子、思い切って「幹谷さん、俺と付き合わねえ?」と、告白。返事は、「え、無理。カレシいるし」
 答え、(3)。現実は非情であるw(にしても、なんつーリアリティだw)。

 第4話 俺たちの十日間戦争(テン・デイズ・ウォー)

 扉絵の慧美ちゃんが、かわい過ぎ。伊瀬先生のサブタイのセンスも、見事ですね。

 ゴブさんとデュエルしてるはじめくん。はじめくんのポーズが草。厨二全開w。
 沢渡さんに貰った「憎悪」で仕掛ける。アッサリ返り討ちに会い、敗北w。ゴブさんのデッキは、赤主体らしい。調べたところ、火力優先。と言っても黒とは全然違うらしく、RPGなら「武闘家」「モンク」系か。
 「黒魔道士」と「モンク」が単純に殴り合えば、そりゃモンクが勝つよねw。「戦術をシミュレーションし、考え直しなさい」とアドバイスする沢渡さん。誰が見たって、とっても仲がいいw。なのでゴブさん、言ってしまう。
 「二人とも、付き合ってんの?」
 「はあああああ!!?」
 「甚だしく不本意だ」みたいな反応する神納くんと沢渡さん。でもこの返事がハモってる時点で、息ぴったりw。そして見所、
20190411_101535000_ios
 二人とも、なんと生々しい好みをしているのだwwwww。出典・コミックウォーカー、(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.

 まず同性として、神納くんにツッコむ。「リューナイト」、これも妹のが詳しいんだけど、「パッフィー」と聞いて、外見が即座に浮かぶくらいには、覚えている。当時のサンライズの勢いはとんでもなかったし、そういえばVジャンプ作品だったねw。90年代はVジャンプも、光ってた。「G計画」とか、思い出してしまうじゃねーか!(ヤマトではないぞ!wwwww)
 「聖剣3」については、いくらでも語れる。SFC、PS1と、90年代のスクウェアは、天下を取っていた。横田・伊瀬両先生と、リアルで会って、喋りたいレベル。そう思ってるすべそれ読者は、結構いるに違いないw。
 ていうか丁度今、スイッチの「聖剣伝説コレクション」で聖剣3を、外出時によくやっていて(電車でスイッチやってる奴など、私以外に見たことないがw)、現在は紅蓮の魔導士を倒したばかり。もうすぐラスボス。でもね、デュランを主人公にしたの、激しく後悔しているw。リースを主人公にして、シャルロット、アンジェラを従え、女子オンリーパーティにすべきだった(´;ω;`)。つい最近発表された、リメイク版ではそうするよ!wwwww
 ちなみに24年前は(そんなに経ってしまったのだ)、シャルロットを主人公にしていた。なぜかと、ガキんちょの頃の私って、ひねくれてて、敢えて主人公らしくないキャラを選ぶ傾向あった。ロマサガ1ではアイシャだったし、ロマサガ3ではハリードだった。ライブアライブで最初に選んだのは、高原日勝だったり…。そもそも当時は、リースの魅力がわかってなくてw、ネットやって初めて大人気キャラだったと知って、驚いたり、それから…。ホントにキリがないw。この辺にしときますw。

 それから沢渡さんのことも、同時代を生きた人間として、よくわかる。このカットのジャン・レノとブルース・ウィリス、これって、「レオン」(伝説のロリ映画w)と「フィフス・エレメント」(シリアスと思いきや、お笑い)だよね?wつまり彼女、リュック・ベッソン監督のファンと見做して、それほど大外れではないですよね?ww90年代はベッソンも、輝いてたからなー!www「両方とも男に都合のいい架空のお姫様」って反撃も、90年代思春期の女子に他ならなく、伊瀬先生も、リアリティへのこだわりスゴい!当時をリアタイで知ってないと、出せないリアリティ!見事です!

 「ギャーギャーギャー」となるはじめくんと慧美ちゃん。だからそれは「キャッキャウフフ」だよ、ご両人!w
 (マズい話をしてしまったか)と反省してるゴブさん。いい人だ。ところが横でトリーさんが、こんな不届きな事、考えてた!
 (慧美ちゃん、年上好きか…)
 あんた、「俺に脈あり」と思ってやがんなー!w勘違いも、甚だしい!ヽ(`Д´)ノww(本稿筆者も他人のコト、言えませんwww)
 仲違いが始まってしまった二人。店長に「仲裁すべきでは?」と促す社長さん、でも店長は全く気にせず、
 「スペック的にはスターランサーだけど、見た目的にはフェンリルナイト」
 と、聖剣3とリースを知らない人には何が何だかな話w。マニアックすぐるww。喧嘩に関しては「まあその内、勝手に仲直りするでしょ」と楽観的。当時、筆者の周りにも、こんな感じの大人、いました。ホントリアル。あとここで店長が塗ってるフィギュアは、龍咲海。CLAMPとはとんでもないユニットマンガ家だが、当時の存在感は特に並外れていた。

 一週間後、まだ喧嘩している主人公とヒロイン。どちらも頭はいい方だから、どっちも悪くないとわかってんだけど、仲違いとは悪い人がいなくても起こってしまうもの。でも二人とも、しぶやまへ同時刻にいるあたり、ホントに悪く思っては、いないんだよねw。
 ただ、一緒に二人乗りで帰る習慣は、やめてしまった。一人で自転車漕いで帰るはじめくん、一人ごちる。「ペダルが軽いんでやんの」と(連載で「JustCommunication」はここに来たかw。芸が細かいw)。でも彼は、女のことばかりでなく、ギャザリングのことも、考えていた。

 学校で来島くんに相談する。「デッキを多色化したい」と。しぶやまで大人たちとやり合って、単色戦術の限界に、気づき始めた。来島くんは青を勧める。調べた。どうやらRPGで言う「デバフ」役らしい。「忍者」や「盗賊」ってとこか?すみません、無理ありますね(-_-;)。
 デバフとはつまり、相手への妨害。来島くん、はじめくんとの練習で嬉々として、邪魔をしまくる。この役はRPGで「ジャマー」ともしばしば呼ばれるが、外れてないようですね。一方沢渡さんは、同級生の女子と喋ってる(はじめくんがクラスメイトではないの、忘れてはいけない)。距離がある二人。
 そのちょっと後、女子は水泳の授業あったらしく、女子更衣室(男子の夢である…てなに書いとるかw)。さっき話してたクラスメイト女子、
 「二組のオタク、デカい声でカードゲームしてたよねー」「絶対友達になりたくないタイプだわー」と、神納くんをDisる。本人がいない所では、ありがちな出来事ではあるが。で、沢渡さんに、
20190410_043619000_ios_20190705155901
 …とても、中学二年生とは思えないスタイル。大変よろしいですッッッッッ!!!!!(だから、なに書いとるか俺!!wwwしかもこんなにデカデカと!!!wwwww)出典・コミックウォーカー、(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.

 冗談(?)はともかく、答えに窮してる沢渡さん。仲違いしてるとはいえ、親しい仲には違いないし、またギャザリングの同好の士。その彼が、「ギャザリングを遊んでいる」という理由で悪口言われている。しかしでも、今はギクシャクしてる上、彼女は自分がギャザリングのプレイヤーだと知られたくない。色んな理由で、彼を庇えない。だから、
 「う…うん…」
 と軽く同意してしまう。更に貶すクラスメイト。慧美ちゃん、小さいが、しかし重くて深い痛みを覚える。

 一方はじめくんは、友人にゲームへ誘われてる。友達の一言、
 「ジャス学やろうぜジャス学」
 「ジャスティス学園」!名作でした!この時代、まだ初代作しか出てませんけど(ギリギリで、プレステ版がまだ出てない頃)、私は「燃えジャス」がめっちゃ刺さりました!ドリキャス大好きですッッッ!!w
 それはともかく、神納くんには委員会の仕事がまだ残っていた。優等生なので、色々任される立場。張り紙を張るが、それに沢渡さんが写っていた。「全ての生徒の模範」と学校は書く。それに心で毒づく。(全ての模範が二人乗りなんかするか)と。しかし(いや最近は…してねー)と寂しく思ってる。自覚してないがw。
 ここで昼間にクラスで沢渡さんと喋り、その後、女子更衣室で神納くんをDisってた女子三人が通る。「沢渡さんが宿題写させてくんないから居残りさせられた」と、八つ当たりを言っている。気にしてない神納くんだけど、「てかさー、沢渡さんってムカつかない?」と今度は慧美ちゃんをDisり始める。読者目線だとヒドい娘たちだけど、そんなモノだろう。ちなみにこの女子たち三人、ちゃんとかわいく描かれてるのが、横田先生、微塵も期待を裏切らないw。
 はじめくん、(「誰からも好かれたい」なんて都合のいいこと思ってるあいつに、当然の報い、いい気味だ)と一度は思う。しかしここから…「少年マンガの主人公」に恥じない行動を取るのだ!

 「あのさ!お前ら…沢渡の何を知ってんの?確かにあいつは嫌な奴だし、人のコト運転手か何かと勘違いしていやがる、けどな…!あいつは俺の友達だ!よく知りもしねーで好き勝手言うんじゃねーよ!
 よく言った!感動しました!仲違いしてても、友達は友達に違いない。それに、本当のことを言う、あるいは、自分の気持ちを偽らずさらけ出す、それはとっても勇気がいる事、しかも、
 「大体文句があるなら本人に直接言え、こそこそ陰口なんてダセーにも程があ…」
 と続けるはじめくんに、紙つぶてをぶつけまくる姦し女子三人。そうです。ホントのこと言い、友達を庇うのはリスクがあること、反撃を受けて当然。だけど神納くん、それを恐れなかった(そんな事よりこの女子たち、学校の備品である紙をつぶてにするとは、後で説教食らったに違いないw。大人はそういうことを、気にするよw)。
 そしてこの一部始終、沢渡さんは、陰から聞いていた。彼女、彼のこれを聞いて、自身を深く恥じたはずです。神納くんは身体を張って私を庇ってくれたのに、私は彼が貶されても、一切抗わず、同調すらした。私とはなんと惨めな女か。良心とプライドに、深く障った筈です。

 散々な目に会い、下校も遅れてしまったはじめくん。そこに沢渡さん、
 「一緒に帰ってあげてもいいけど?」
 彼女なりの、償いなんだと思う。でも慧美ちゃん、「一緒に帰りたい」のはホントは、キミなんでしょ?w素直じゃないようで、素直だねえ…(´∀`*)ニヨニヨw。
 今日ばかりは、誰かに見られても構わないとの沢渡さん。彼女は語る。「私は敵を作りやすいタイプなんだ」と。「だったら普通にしてりゃいいじねぇか」と彼。沢渡さん、「私には出来ない、そういう生き方しかしてこなかった」と寂しげに言う。そこに神納くん…、
20190424_020150000_ios
 これは最早、「告白」だ、はじめくん…www。つっちーもソウちゃんも、この作者の主人公は、どいつもこいつも!!!wwwww 出典・コミックウォーカー、(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.

 この後も、甘酸っぱすぎるカット連発なんだけど、濃さが売りの私も、スクショの乱発し過ぎは躊躇うw。でも、もう1カットだけ、ご容赦下さい。
 二人乗りで帰る、1巻のラストシーン。慧美ちゃんは、2ヶ月前の約束を思い起こしてる。もし1999年7月に、世界が終わったら、その瞬間、一緒にいてほしい。冗談めかしたから、覚えてないかもしれないが、彼女にとって、大事な約束だった。
 「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」
 その時が来たら、約束を、思い出してほしい―――。
20190424_020248000_ios
 ここでやっと、考察出来ますが、慧美ちゃん、いや、沢渡さんは、少なくとも神納くんが考えてるより、深刻な事情を抱えているのでは…。と思うんです。ひょっとしたら命にかかわる程の。あるいは死を願うほどの、絶望を抱いているとか。だからその時は、誰かに一緒にいてほしい―――んじゃと。出典・コミックウォーカー、(C)Katsura Ise 2019 (C)Takuma Yokota 2019 TM & (C)2019 Wizards of the Coast LLC, A subsidiary of Hasbro, Inc. in the USA and other countries.
 横田先生が、「僕は喜劇作家、伊瀬先生は悲劇作家、ダンゲロスの架神先生は超喜劇作家(笑)」と、自分たちを自己規定してらしたんですけど、原作者が悲劇作家だとすれば、すべそれ、ハッピーエンドには、ならないのかな、と。同じタッグの「オナマス」は、切ない終わり方でしたからね。

 最後は店長が「しぶやまメンバーで、東京遠征しない?」と持ち掛け、二人とも「行くっ!」で幕。メンバーの団結も、横田作品の重要なファクター。
 この後の展開、コミックウォーカーの連載で知ってますが、言ってしまうと、慧美ちゃんを脅かしそうなw、かわいい女子が横田マンガらしく出るので、ファンはご期待下さい!(あの娘が男の娘だったら死ぬるw。横田先生に限って、それはあり得ないと信じてますw)

 一コママンガ。

 神納くんと沢渡さんをDisった姦し三人娘。ちゃんと名前が決めてあって、「野村祥子」「浅香みちる」「落合信葉」だと…。ちょっと待て、この三人、野球ネタ、だったのか!wたった今、気づきました!w触れてはみるもの!w

 オマケマンガ

 おまけのモロバレをやる程、野暮な男ではないつもりですw。バレにならない範囲で突っ込む。

 「あのお菓子」はTVCMで、得をした商品ですよねーw。私は埼玉出身なので、「テレビ埼玉でよくCMをやってたな~」って印象なんですが、両先生の地元でもそうだったんだろか?横田先生の出身が静岡なのは知ってますが、伊瀬先生のは知らないです。

 「あのゲーム」はみんなのトラウマ…。と言いたいんですが、私はあのゲーム、「アスペクト」刊の(懐い)ファンブックで展開のネタバレ知ってたので、それほどの衝撃ではなかった。ファンブック読んで、「なるほど、こうなるのか」程度で。これもネットで「当時、阿鼻叫喚だった」と知って、驚いたんです。ていうかネットは、ネットがなかった時代の認識を、後から変えてしまいますよね。良くも悪くも。

 あとがき

 これもバレはしません。「オマケマンガやあとがきの存在をバラすな」とも言われそうですがw、そんな読者は多分、このエントリをここまで読んでないw。両先生、いいコメントでした。特に横田先生、「文章は苦手だ」とツイッターで言うておりますが、心こもったあとがき、ありがとうございます。

 な…なんとか、書き上げました…。5月のキン肉マンエントリで「これ以上の愛を注ぐ自信はない」なんて予告しましたが、大嘘でしたねw。私の濃さ、愛は「エキスパンション」が留まりません(誰が上手いこと言えとw)。これから、両先生にツイッターでリプします。お二人ともエントリをリプするのは初めてなので、ドキドキw。

 来月の予告をしときます。8月は、「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」でブログ更新のつもりです。大変楽しく、トロコンあっという間でした。DLC?全て買ったに決まっておろうw。プロデューサーとは儲からないお仕事!w
 それと今年中に、「カオス・チャイルド」でも更新すると決めてます。ていうかたった今絶賛プレイ中なんですが、余りの面白さ、怖さ、絶望感、そして魂震える展開に、驚いてます。「人の心を揺さぶる物語とは、こういうことだ!」と、科学ADVシリーズと、志倉千代丸さんの底力に驚いてる。Xboxone初期の最高傑作とか、ファミ通のアドベンチャーゲーム総選挙で10位に入るなどの評価、納得です。心して書きます。ネタバレ満載でな!wしかし上げるスクショには、気をつけないと。あまりにホラー過ぎて、BANされてもおかしくないカットが、あるんですよ。

| |

« E3 2019年、感想。今年のゲーム発表の盛り上がりは、どーしちゃったの!w | トップページ | あまりにヒド過ぎるので、緊急更新。「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」感想(ネタバレ)。これを「作品」と呼ぶのは汚らわしい。山崎貴に「監督」を名乗る資格はない。生涯最低の、映画だった »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

ゲーム」カテゴリの記事

横田卓馬」カテゴリの記事

コメント

なんつーか、マンガそのものより長いんじゃ無いかと思われる感想、お疲れ様です。yukkun20は電子版を購入しました。

> また主人公の神納はじめくんも、中二にしてはスラッとして足が長い、スマート男子。つちわたをあんなちんちくりんwとして描いたのを、反省してらしてるんだなw。
主人公なのに表紙にまともに描かれてないw
はじめはなんとなくちんちくりんなイメージありますが、よく見ると慧美ちゃんより大分背が高いんですよね。

> 注意されたのにカチンと来て、言い返し、「ハイ論破!」言ってしまう神納くん。
「ハイ論破!」っていう表現は比較的新しい表現のような気がして仕方ないw
でもよく考えたら普通はカードゲーム持ち込みは校則違反ですよね。自分は中高ともカードゲームOKだったので寛容な学校だったんだなと。

> 30代、40代の皆さんは懐かしモードに入って下さい。若い方は、時代劇としてお楽しみ下さいw。
いちいち小ネタが刺さる30代です。個人的には1巻の中では三角形の秘密がツボでした。

> 時w代wだw。そうなのだ…。当時インターネットはダイヤルアップが普通だったから、ダウンロード、そして印刷に、今となっては信じられない時間がかかったのだ!w
自分がネットを始めたのはまさにこの頃なのでどストライクです。画像1枚見るのに昼間は1時間かかった大らかな時代でしたね…

> 「俺はソルジャー・クラス1stだ」とヒロイズムに酔っているw。FF7やってる人なら誰でも知ってる、「クラウドはソルジャー・クラス1stじゃない…」wwwww。
これFFネタだったんですね。なんか唐突な台詞回しだと思ってました。勉強になるなぁ。

> 今まで懸命に隠してたのが、オタバレしたらこうなるの、今も昔も隠れオタの宿命w。恥ずかしさと、どう対処していいのかさっぱりわからずで、逃げ帰る慧美ちゃん。
あのシーン、絶対慧美ちゃん頭打っただろと思いきやノーダメージだったあたり、多少冷静…というかクレバーなところが見えましたね。

> ウム。負けを認められん奴に、成長などない。それがなければ真の勝利はない。
いや2戦目も彼の勝ちってことにすると、3戦目やる理由がなくなっちゃうじゃないですかwでもやっぱり決戦は最高の舞台でやりたいですよね。中二病なら。

> 「『YAT安心!宇宙旅行』が見たいの!だから急いで!」
慧美ちゃん、YATの後の時間帯にやってた「飛べ!イサミ」は見てないん?(涙

> ここで武器となるの、未知のカードの価値を見極める目、デッキを組み立てる戦術眼、それと引きの運、この3つ。
でもこれ、40枚以上のカードが必要だから、少なくとも3パック(1パック15枚として)は買わないとだめですよね。5パックのためにそれだけのコストをかける…はじめ、男だな!

> 「俺は今のお前の方が好きだけどな」
甘酸っぱいなー。慧美ちゃんもここで初めてはじめのことを意識したんでしょうかね。

> よく言った!感動しました!仲違いしてても、友達は友達に違いない。
別にスルーしても社会的には問題ないシーンですけど、あえて言いたいことをきちんと主張する。個人的に1巻でのベストシーンです。つーかはじめ、学年2位なのに趣味があれなだけで「優等生」じゃなく「オタク」扱いなのなwこれだよ、優等生が自分の趣味を隠さないといけない理由は!(涙

> これは最早、「告白」だ、はじめくん…www。
いやこれはプロポーズですよね(・∀・)ニヤニヤ

横田先生の青春マンガ。これからも期待せざるを得ない!

投稿: yukkun20 | 2019年7月16日 (火曜日) 午前 01時04分

>yukkun20さん
 どもども。 

>なんつーか、マンガそのものより長いんじゃ無いかと思われる感想、お疲れ様です。
 褒めてはいないねw。あなたこそ律儀にコメント頂き、ありがとうございます。
>yukkun20は電子版を購入しました。
 「紙のマンガはそう遠くない内に滅びる」のはわかり切ってますけど、トシのせいか、紙にこだわってしまいますw。

>主人公なのに表紙にまともに描かれてないw
 男子向けラブコメの宿命w。
>はじめはなんとなくちんちくりんなイメージありますが、よく見ると慧美ちゃんより大分背が高いんですよね。
 それなりのイケメンなんですよね、はじめくん。つっちーやソウちゃんより。

>「ハイ論破!」っていう表現は比較的新しい表現のような気がして仕方ないw
 確かに当時はなかったw。
>でもよく考えたら普通はカードゲーム持ち込みは校則違反ですよね。自分は中高ともカードゲームOKだったので寛容な学校だったんだなと。
 それはホントに寛容。私立だったりした?

>いちいち小ネタが刺さる30代です。個人的には1巻の中では三角形の秘密がツボでした。
 あの表現は上手すぎるw。

>自分がネットを始めたのはまさにこの頃なのでどストライクです。画像1枚見るのに昼間は1時間かかった大らかな時代でしたね…
 当時Webにマンガを載せてる先見性あるマンガ家いましたが、読むのが一苦労だった。

>これFFネタだったんですね。なんか唐突な台詞回しだと思ってました。勉強になるなぁ。
 FF7Rくらい、やりなさいねw。

>あのシーン、絶対慧美ちゃん頭打っただろと思いきやノーダメージだったあたり、多少冷静…というかクレバーなところが見えましたね。
 そー言えばそーですね。逃げるのも、はじめくんが追いつけないルート選んでるあたり、考えていたなと。

>いや2戦目も彼の勝ちってことにすると、3戦目やる理由がなくなっちゃうじゃないですかw
 でも中二でしかもあんなにプライド高いはじめくん、負けを認めるの難しいって思ったんです。シナリオの都合上、1勝1敗にしなきゃなんなかったなんて、身も蓋もないw。
>でもやっぱり決戦は最高の舞台でやりたいですよね。中二病なら。
 ヒーローとヒロインがゲームのライバル、ってどうしても「ハイスコアガール」を思い起こさずにいられない。

>慧美ちゃん、YATの後の時間帯にやってた「飛べ!イサミ」は見てないん?(涙
 横田先生が、「飛べ!イサミは好きだった」言うてたんで、多分大丈夫!

>でもこれ、40枚以上のカードが必要だから、少なくとも3パック(1パック15枚として)は買わないとだめですよね。5パックのためにそれだけのコストをかける…はじめ、男だな!
 そこは観察してなかった。神納くんも沢渡さんも、お金持ってる方なのは、間違いない。

>甘酸っぱいなー。慧美ちゃんもここで初めてはじめのことを意識したんでしょうかね。
 「男子として」は、初めてかもね。

>別にスルーしても社会的には問題ないシーンですけど、あえて言いたいことをきちんと主張する。個人的に1巻でのベストシーンです。
 ネット上(当時発言の場は、そんなになかったですが)ではなくリアルでこゆこと言えるのが、まさに主人公。
>つーかはじめ、学年2位なのに趣味があれなだけで「優等生」じゃなく「オタク」扱いなのなwこれだよ、優等生が自分の趣味を隠さないといけない理由は!(涙
 慧美ちゃんはあれだけ持ち上げられてんのに、はじめくんのあの扱いは…w。頭いい人は大変なんですね…ww。

>いやこれはプロポーズですよね(・∀・)ニヤニヤ
 実はツイッターで、「プロポーズだろ!」とツッコんだんですが、行き過ぎていたかと、このエントリでは表現をやわらかくしたんです。でもやっぱあれは、「プロポーズ」だったんですなw。あとラストの慧美ちゃんも、プロポーズだよねw。

>横田先生の青春マンガ。これからも期待せざるを得ない!
 横田先生にいかれてる気持ち、多少は共有出来てありがたいです。

投稿: Ivan-Petroski | 2019年7月16日 (火曜日) 午前 09時55分

> 褒めてはいないねw。
褒めてますよw

> それはホントに寛容。私立だったりした?
中学も高校も公立でした。どちらも真面目に授業を受けていれば休み時間は比較的自由、な校風でしたね。

> 横田先生にいかれてる気持ち、多少は共有出来てありがたいです。
ポンコツスカートも単行本待ってますw

投稿: yukkun20 | 2019年7月17日 (水曜日) 午前 01時20分

>褒めてますよw
 ありがとうございます!

>中学も高校も公立でした。どちらも真面目に授業を受けていれば休み時間は比較的自由、な校風でしたね。
 私の高校もユルい方、だったなw。

>ポンコツスカートも単行本待ってますw
 え、え、え、え、え!??ポンコツスカート、単行本出てるの!???
 横田先生のツイッターで、全然告知ないし、ゾンアマで検索しても、ないし、少年シリウスのサイト見ても、なんにもないし、何かの間違いでは?それとも私、とんでもない見落としをしているー!????((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

投稿: Ivan-Petroski | 2019年7月17日 (水曜日) 午前 08時58分

> え、え、え、え、え!??ポンコツスカート、単行本出てるの!???
落ち着けw「持ってます」じゃなくて「待ってます」だよw

投稿: yukkun20 | 2019年7月17日 (水曜日) 午後 09時08分

>yukkun20さん
>落ち着けw「持ってます」じゃなくて「待ってます」だよw
 wwwww私ってばwwwww。orz。w。まあそんだけ、横田先生に、本気なのですw。

投稿: Ivan-Petroski | 2019年7月17日 (水曜日) 午後 10時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« E3 2019年、感想。今年のゲーム発表の盛り上がりは、どーしちゃったの!w | トップページ | あまりにヒド過ぎるので、緊急更新。「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」感想(ネタバレ)。これを「作品」と呼ぶのは汚らわしい。山崎貴に「監督」を名乗る資格はない。生涯最低の、映画だった »