「メガドライブミニ2」ファーストインプレッション(ネタバレ)。セガの本気が、すごいを通り越して、恐い(^^;)w
とりあえず、全てのゲームタイトルを、ひと口、味見したと言えるところまでやった。本体のオートデモも最後まで見た。1つのタイトルでも、「バージョン違い」が収録されているゲームが、10つぐらいある。それを確認し、クイックセーブファイルを、全て埋めた。ジェネシスミニ2も、そのくらいしてからこの記事にかかりたかったのですが、それだとブログを書くのが今月に、間に合わないので、諦めました(^^;)。
それでは写真を、ぺたり。
メガドラミニ2と、ジェネシスミニ2と、タワーミニ2と、ファミ通のムックと、徳間書店×ソフトバンクのムック。実はこのタワーミニ2、まだ本体と、合体させて、いませんw。タワーミニ1には、メガドラ本体の設計図のコピーなど、サプライズが色々仕込んであったのですが、タワーミニ2にはあんまりなくて、ちと残念w。(C)SEGA (C)2022 KADOKAWA Game Linkage Inc. (C)ambit 2022(この写真なら、権利表記、こんなもので、よろしいですよね?(-_-;))
てゆーか書いている途中で、「メガドライブミニ1/2パーフェクトカタログ」なる、本がこれから出るのもわかった。勿論、予約しているw。パーフェクトカタログシリーズは、PCEやアストロシティのミニの本を出しており、実績あるので信頼できるのだ。
メガドラミニ2公式サイト。ジェネシスミニ2公式サイト。セガ公式サイト。セガ公式ツイッター。セガ公式FB。最近のセガ、割と元気なので、嬉しいところです。ソニフロの評判いいですし、個人的には、バーチャeスポを、数ヶ月前に、買いました。セガファンの、端くれのつもりです(`・ω・´)。
メガCDタイトルは、やはりすごかった
そもそも当時、メガCDを買って遊んでいた奴など、少なかったのだと、セガ自身も、認めている。メガドラ自体が、日本ではマイノリティだった。私自身も、これがメガCDの、初体験だった。
アメリカでは、PCEがそんなに強くなかったので、「初めてCDROMドライブを搭載したゲーム機」の印象が強いのは、メガCD、なのだそうです。それは事実と異なるのですが、まあ日本も、海外のゲーム業界に関して、無知や誤解は、多いので(-_-;)。
まず目を惹くのが、「ナイトトラップ」「夢見館の物語」と、セガが「バーチャルシネマ」と銘打って売っていたゲーム、90年代に流行っていた、「インタラクティブムービー」ってやつである。
今でもその手のゲームは存在し、PS5や箱SXで出た、「マトリックスアウェイクンズ」なんか、いい例だろう。アメリカのアドベンチャーは、「触れる映画」を志向すること、多い。日本のアドベンチャーにもそういう流れはあったが、今ではビジュアルノベルが、主流といえる。
「映画的ゲーム」という発想に関して、ゲーム業界はそりゃあもう、色々ありw、坂口博信さんや、小島秀夫さん、飯野賢治さんは、日本における、中心人物、だった。そして彼らの先取りを、メガCDや、スーパーCDROM2などの、CDROMゲームが、やっていた。
また、先行していたPCEに続き、アニメチックなゲームも、メガCDは多くリリースしており、当時のCDROMゲームにおいて、PCEインパクトの絶大さが、わかる。坂口さんや小島さんも、アニメに対する憧れを、特に隠していない。
ただ、前にも書いたが、当時のゲーム業界の、アニメ差別、オタク差別ってやつは、ひどいものがあり、PCEの路線は、いじめられていた。それがあってなのか、メガCDは、PCEに比べて、アニメ路線に些か、及び腰であったと、わかってきた。
でもまあ、当時も攻めていた人はいたものでw、「魔法の少女シルキーリップ」なんか、PCEでもなかなかない、吹っ切れたアニメ路線のゲームでw、「ギャルゲーと呼ばれた初のゲーム」という説が、ある程w。個人的にも、メガドラミニ2購入前から気になっており、腰を据えて遊びたい、ゲームだw。
メガCDでもPCE同様、「アニメ」「声優」「音楽」は、CDROMの肝。ただメガドラは、音質のスペックでPCEに大幅に劣るので、それがCDROMのゲームでも、若干ネックとなる。その弱点を埋めるための、メガCDであるのだが、基本的なスペックが低いので、PCEに水を開けられているの、実際に遊んでみて、わかってしまった(-_-;)。
「ぽっぷるメイル」もアニメが気になるゲーム。ていうか、デザイナーが田中久仁彦さん、だったとはw。そして「真・女神転生1」のOPで、ナレーションが音声で入っていたの、ビックリ。メガテンに声が付いたの、この作品が、初めてでは、ないのかな?
「ルナ」シリーズや、「シャイニングフォースCD」も気になるし、驚いたのが、「ソニックCD」。同じクラシックソニックでも、カートリッジのソニックとは、別次元のゲームになっていると、ちょっと触れただけで、もうわかる。
疑似3Dとポリゴンへの、メガドラの本気
疑似3Dや、ポリゴンというのも、当時に流行っていたもので、スーファミも力を入れていたポイントだが、メガドラは、次元が違った。サターンの、先取りをしていた。
PCEは、全然力を、入れてなかったところで、そこがPCFXで現れる、次世代ハードの明暗が、この時点でもう、分かれていた(-_-;)。
そもそもメガドラのロンチタイトルである、「スペースハリアー2」からして、疑似3Dのゲームだった。セガの中心人物だった鈴木裕さんは、後に「バーチャファイター」を作るだけあり、この問題に、昔からこだわっていた。
「アフターバーナー2」「スターブレード」「ナイトストライカー」と、とにかくメガドラは、こだわっていた。いや過去形ではない。これらのゲームの、操作感を再現するため、わざわざ「サイバースティック」を電波新聞社に復刻してもらうという、とんでもないことw、メガドラミニ2は、しているw。
サイバースティックとは、3Dシューティングのためだけの、操縦桿型の、コントローラ。対応しているゲームは少ないが、これをなんとか復刻したかった、セガの気持ちはわかります。でもゴメン、私はサイバースティックを、買っていません(^^;)w。もう少し安ければ、考えたけどw。
3Dシューティングに限らず、「夢見館の物語」や「シルフィード」でも、ポリゴンへのこだわりは、すごい。「バーチャレーシング」や「スタークルーザー」も、忘れてはならない。「サターンの卵だ」と感じられ、ホントスーファミなんぞw、目ではなかったんだな…w。
版権キャラクターものも、すごかった
他のミニがあまりこだわってなかった、「版権キャラクターもの」に、メガドラミニ2は、こだわっていて、触れてみたら、それは正解だったと、わかった。
そういうことにこだわったミニは、「ミニファミコンジャンプ」があったが、セガさん、意識したんだと、思いますw。しかも恐らくは、「任天堂がこだわったのは、少年ジャンプだけだから、ウチはもっと、多角的に行くぞ!」って、こじらせたプライドがあったw。
まず触れなければならないの、やはり「ああ播磨灘」だろうw。セガは「メガドラ最大の問題作」としているが、よーするに、当時のゲーム雑誌で散々な評価を受けたw、ものすごいクソゲー扱いをされたw、ゲームであるw。
主人公の新横綱、播磨灘が、「双葉山を超える、70連勝をしてみせる!」と宣言して、挑むのは原作と同じ(ということは、横綱昇進前の千秋楽で、負けていたのだなw)。
「つまり70戦、負けられないのかい!」とツッコまれていたw。実際には、普通のコンティニューあるし、パスワードコンティニューもあるので、そこまでの鬼畜難度では、ない。
最初にメディアでは「スポーツゲーム」と称されていたが、メガドラミニ2収録に際して、「いや、これは対戦格闘だ」と、セガは定義をし直した。力士のくせにピョンピョン跳ぶしw、「時空念動波」「火閻張り手」など、原作にない技が、多数存在するw。
だけど、原作者のさだやす圭さんは、今作のメガドラミニ2収録に、とても好意的、だったという。まあ、原作からして、日本相撲協会に怒られそうな、ハチャメチャな作品だしw、30年くらい前に、とうに終わった作品が、また脚光を浴びるのは、作者にとって悪くない、話ですからねw。
メガCD版、「キャプテン翼」もいい。ゲーム版のキャプ翼といえば、おっさんにとっては、テクモ製がベストだと、相場が決まっているしw、それにCDROMの大容量を活かした、ムービーの、すごいこと。
試合中のビジュアルも、当時の水準として豪華だったのだが、幕間のムービーが、テレビアニメさながらの、演出と声優の演技で、原作やアニメの、再現度が高い。「この頃の声優って、下手だったな」ということも、身も蓋もなく、感じたw。
若林がかつては敵で、嫌な奴だったりw、「そー言えばキャプ翼って、キャラがけっこー怒ったり恨んだり、憎んだりする、ドロドロした、話だったわ」ということも、思い出したw。石崎が南葛󠄀小のキャプテンだったのは、そもそも知らなかったw。
内容を全然知らないからこそ楽しみなのが、「ふしぎの海のナディア」。いや勿論、アニメの内容は、全部知っているけど、ゲームはオリジナルストーリーだそうなので、未知の世界。
まあ、原作アニメほど、エロくはないだろうwくらい、想像つくけどなw。ナムコ製で、RPG調のアドベンチャーなの、期待できる、ポイント。
RPGもすごい。特にゲームアーツの、存在感
「メガドラはRPGに弱い」ってのも、印象に、過ぎなかったんだよなー。PCEも、RPGがすごかったし。FFやドラクエが勝てたのは、かなりが「幸運」だったのだ。
「ルナ」シリーズや、「ファンタシースター2」のイージーモードも、楽しみなんだけど、現時点でプレイできているのは、メガCD版、「真・女神転生1」。
OPのボイスによるナレーションに驚き、また簡単に、所謂「悪魔全書」を拝める裏技の存在は、ありがたかった。内部RAMと外部ストレージによる、セーブデータの使い分けが、メガCDで可能なの、この作品で、初めて知った。
「ソーサリアン」「ぽっぷるメイル」と、日本ファルコム原作作品も、また興味を持てる。ソーサリアンを少し触って、あまりにもマニアックなRPGだったので、驚いた。なるほど、こんな濃いRPGにかぶれていた人は、ドラクエやFFなんぞwに、満足できなかったの、理解できる。
「シャイニングアンドザダクネス」「シャイニングフォースCD」ももちろん、気にならない、はずがない。かつてのシャイニングシリーズは、文字通りにw光っていた。それが今では…。っていかんいかん、プレイを全然していないのに、判断するの、フェアではないw。
そしてルナなどの、RPGはもとより、メガドラミニ2、特にメガCDで注目すべきメーカーが、ゲームアーツなのだ。
メガドラミニ1から、「アリシアドラグーン」が気になっている、会社だった。そしてメガドラミニ2では、「ぎゅわんぶらあ自己中心派」「天下布武」「シルフィード」など、豪華で画期的なゲームを、沢山出していた。正直、驚いた。
天下布武が、光栄もビックリwの本格歴史シミュレーションなの、驚いたし、シルフィードは、メガドラミニ2の、大きな目当ての、1つだった。ルナシリーズは、最大の、注目作である。
この記事を書くまで、セガファンのハートをガッチリと掴んでいた会社だったの、あまりわかってなかった(^^;)。メガドラユーザーにもそんなに普及してなかった、メガCDにここまで本気だったとは、攻めていた、会社だったんだな。セガファンは、そゆうの好きw。
メガドラミニ2オリジナルタイトルは、正直そんなに、刺さんない(-_-;)。…と、思ってたんだけどw
当時、メガドラを持っていなくて、後からコレクションとして、メガドラ2を買っただけの私、思い出補正なんか、あるワケないんだけどw、うーん、今になって作られたゲームに、そんなに魅力を、感じない(^^;)。
当時のメガドラを知らなかった私でも、スーファミを知っていたし、本物のクラシックゲームとの、微妙な差異を、感じてしまう。「今」の価値観やセンスで作られた、あるいは移植されたゲームなのだと、わかってしまう。
ただ、「ビューポイント」には、注目していた。かつての友人との、因縁があったゲームで、遊んでみたら、ちゃんと面白そうなので、安堵した。
「ふたりでぷよぷよSUN」も、気にしていた。ソースコードの一部がロストしていなければ、完全なぷよぷよSUNとして作れたそうなので残念に思うが、セガにはいずれ、リベンジしてくれるのを、期待してる。
「スペースハリアー2」には、「セガはマジモンの、変態だ」と思うしかないw。元々メガドラミニ1にあるゲームなんだけど、「セガならば、もっといいスペハリ2を、作れたはずなのだ!」ってセガの気持ちで、「セガマーク5」という、メガドラのifである、架空のハードを、メガドラミニ2のエミュレータに、入れてしまったw。
そのマーク5で、グレードアップしたスペハリ2が、遊べるw。バージョン違いとして、マーク5どころかメガドラでも出ていなかった、「スペースハリアー1」も、同梱してw。とんでもない馬鹿だw。褒めてますw。
…あれ、オリジナルタイトルも、けっこー刺さって、いるんじゃね?w
さて、今年に残る更新は、「第7回 Ivan的GOTY 2022」と、大晦日の更新のみの、つもりです。近況として、実は「XboxSeriesX」を近日に買えるのが、ほぼ確実と、なりました。楽しみです。
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